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British Superbike
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イギリス Cadwell Park
キャドウェルパーク
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ROUND
#11
AUGUST 27, 2007
第11戦 キャドウェルパーク
リザルト ポイント

レイがレース2で優勝。清成が2レースとも2位に入り、さらにポイントリードを広げる

第11戦 キャドウェルパーク
2007年8月27日(月)・決勝
会場:キャドウェルパーク・サーキット

BSB(イギリススーパーバイク選手権)第11戦が2007年8月27日にキャドウエルパーク・サーキット(全長3.508km)で行われ、CBR1000RRKに乗るジョナサン・レイ(HM Plant Honda Racing)がレース2で優勝、チームメートの清成龍一は両レースとも2位に入った。ランキング2位につけるレイがレース1で転倒リタイアしたため、清成のポイントリードはさらに広がった。

第11戦 キャドウェルパーク

前日に行われた予選では、レイが2番手、清成が5番手のポジションを獲得。レース1では、レイが抜群のスタートを切ってホールショットを決めた。清成は5番手から様子を見る。レイはレオン・ハスラム(ドゥカティ)とバトルを繰り広げ、一時はトップに立つが、10周目には再びハスラムに抜かれた。清成の方はトム・サイクス(Stobart Honda)と4位争いを展開していたが、トップ3との差はかなり離れていた。

11周目、ハスラムに追いつこうとしていたレイが、レオン・キャミア(Bike Animal Honda)と接触して低速で転倒。レイは10番手で再スタートを切ったが、15周目にリタイアした。これにより、清成は3位に浮上して、さらにサイクスを抜くチャンスをうかがっていた。17周目、チャーリー・コーナーで清成はサイクスをかわし、そのまま2位でチェッカーを受けた。

レース2ではレイが再びホールショットを奪った。清成も2列目から抜群のスタートを切って2番手に浮上。レース序盤はレイと清成、そしてサイクスとハスラムの4人がトップグループを形成した。9周目にマウンテン・トップでクラッシュが発生し、セーフティカーが導入された。3周後にレースが再開され、レイと清成はほかの2人をリードしていいリズムを保った。

その後、レイは清成にも差をつけて今季5勝目を挙げた。清成はグレゴリオ・ラビッラ(ドゥカティ)と大接戦を繰り広げたのち、ラビッラを抑えて、2位でゴールした。

第11戦を終えてランキングトップの清成は388ポイントを獲得している。ランキング2位のレイは347ポイント。ランキング3位のハスラムは313ポイントとなっている。残り2戦、4レースでタイトルが争われる。

第11戦を終えた段階で、マニュファクチャラーズ選手権においてHondaはドゥカティに104ポイント差をつけて、マニュファクチュラーズ・タイトルを獲得した。

第12戦は9月23日にドニントンパーク・サーキットで行われる。

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COMMENT

コメント

Jonathan Rea ジョナサン・レイ(リタイア/優勝)
「レース1ではいいスタートが切れた。でもレオン・ハスラムはもっといいペースで僕を抜いていった。ハスラムについていこうとしていたとき、レオン・キャミアと接触して、2人とも転倒してしまった。優勝できなかったのは残念だったけれど、あれはレースでよくあることだ。レース2でもスタートがよくて、トップに立つことができた。セーフティカーが退出したあとは、ただひたすらキヨ(清成)との差を維持していた。あれだけ大勢のファンの前で優勝できて、とても気分がよかった。チャンピオンシップはまだ終わっていない。残り4レースあるから、僕としてはできるだけ多く優勝するつもりだ」
Ryuichi Kiyonari 清成龍一(2位/2位)
「今日の結果にはとても満足しています。重要なのはポイント差を広げることで、今日はそれを達成できました。もちろん優勝したかったのですが、このサーキットは僕が一番得意なサーキットというわけではありませんでした。残りは4レースなので、確実に成績を残していくことが重要です。次のドニントンが楽しみです」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

レース1
ROUND
#11
AUGUST 27, 2007
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 91 L.ハスラム ドゥカティ 18 26:21.047
2 1 清成龍一 Honda 18 +2.233
3 66 T.サイクス Honda 18 +2.862
4 67 S.バーン Honda 18 +13.872
5 35 C.クラッチロー スズキ 18 +14.196
6 8 T.ヒル ヤマハ 18 +15.968
12 26 C.マーティン Honda 18 +52.602
15 94 T.パルマー Honda 18 +1:10.198
16 56 J.バッキンガム Honda 18 +1:10.581
17 15 G.マーティン Honda 18 +1:11.851
18 21 T.タンストール Honda 18 +1:25.923
19 68 D.ジョンソン Honda 17 +1Lap
21 52 R.レイニー Honda 17 +1Lap
RT 4 ジョナサン・レイ Honda 14 +4Laps
RT 2 L.キャミア Honda 10 +8Laps
RT 5 K.ハリス Honda 3 +15Laps
レース2
 
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 4 ジョナサン・レイ Honda 18 27:00.039
2 1 清成龍一 Honda 18 +1.085
3 36 G.ラビッラ ドゥカティ 18 +1.208
4 35 C.クラッチロー スズキ 18 +4.421
5 66 T.サイクス Honda 18 +6.681
6 9 C.ウォーカー スズキ 18 +11.459
11 26 C.マーティン Honda 18 +19.292
13 94 T.パルマー Honda 18 +29.818
14 56 J.バッキンガム Honda 18 +31.008
15 21 T.タンストール Honda 18 +49.773
16 68 D.ジョンソン Honda 18 +59.036
RT 67 S.バーン Honda 16 +2Laps
RT 2 L.キャミア Honda 8 +10Laps
RT 15 G.マーティン Honda 1 +17Laps
RT 52 R.レイニー Honda 0 -
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ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 清成龍一 Honda 388
2 ジョナサン・レイ Honda 347
3 L.ハスラム ドゥカティ 313
4 G.ラビッラ ドゥカティ 294
5 S.バーン Honda 257
6 T.サイクス Honda 230
7 L.キャミア Honda 199
11 K.ハリス Honda 107
20 C.マーティン Honda 20
21 T.パルマー Honda 19
25 G.マーティン Honda 8
28 T.タンストール Honda 5
30 J.バッキンガム Honda 4
31 C.ドナルド Honda 2
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 511
2 ドゥカティ 407
3 スズキ 213
4 ヤマハ 155
5 カワサキ 137
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