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British Superbike
INFORMATION
イギリス Mallory Park
マロリーパーク
レース情報 フォトギャラリー
 
ROUND
#09
JULY 22, 2007
リザルト ポイント

清成龍一、レース2で優勝

第8戦 オールトンパーク
2007年7月22日(日)・決勝
会場:マロリーパーク・サーキット

'07年度BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第9戦が7月22日にマロリーパーク(全長2.237km)で行われた。HM Plant Honda Racingの清成龍一は、レース1では転倒リタイアに終わったが、レース2では優勝。チームメートのジョナサン・レイはレース1で2位に入ったが、レース2では転倒リタイアを喫した。

第8戦 オールトンパーク

悪天候のため予選がキャンセルされ、両レースのスターティング・グリッドはランキング順位に基づいて決定された。唯一ドライ・コンディションでプラクティスができたのは、決勝レースの朝に行われた35分間のセッションだけだった。

30周で競われたレース1で、清成とレイは好スタートを切った。オープニング・ラップは清成とレイを含む6人のライダーの戦いとなった。一時3番手に落ちた清成は、8周目の1コーナーでクリス・ウォーカー(スズキ)をかわし、さらにレイを抜いてトップに浮上した。

14周目、トップを走行する清成は、レイとの差を2.305秒に広げた。レイの方はウォーカーとシェーン・バーン(Stobart Honda)に追い上げられていた。17周目のヘアピンで、レイはバーンにかわされて3位にポジションダウン。さらにその後方からレオン・ハスラム(ドゥカティ)も迫っていた。

清成は20周目にファステストラップをマークするが、22周目にエドウイナ・コーナーで転倒。再スタートを切ることができなかった。レイは終盤、猛攻をしかけてきたハスラムから逃げ切り、バーンに続いて2位でゴールした。

レース2もレース1と同じ形でスタート。レイがトップで飛び出し、清成が追った。2周目にトップに立った清成は、6周目には2位のレイに2秒差をつけた。

10周目、転倒者が出たためセーフティカーが導入された。再スタートが切られた時点で、清成は再びトップに立って差を広げ始めた。

レイは今回もハスラムに仕掛けられていた。20周目のヘアピンでハスラムに抜かれたレイは、ハスラムを抜き返そうとして、バスストップ・シケインで転倒。レイの転倒により赤旗が掲示され、レースは短縮された。清成は自身32勝目となる勝利を挙げたのだった。

第9戦を終えた段階でランキングトップは清成(298ポイント)、同2位はレイ(282ポイント)となっている。

第10戦は8月12日にクロフト・サーキットで行われる。

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COMMENT

コメント

Ryuichi Kiyonari 清成龍一(リタイア/優勝)
「レース1では、エドウイナでミスするまでトップを走行していましたが、ブレーキングを遅らせすぎたためクラッシュしてしまいました。レース2では失敗するわけにはいかなかったので、最初から飛ばしてほかのライダーとの差を広げ、レースをコントロールする作戦に出ました。プラクティスの時間が限られていたのに、マシンの基本セッティングはよかったし、マシン・トラブルもありませんでした。レース1でクラッシュしたマシンをレース2に間に合うよう、短い時間で直してくれたメカニックのスティーブ・ブラックバーンとマット・ロイドに感謝します。また、チームとミシュランにも感謝しています。レース1でクラッシュしたあとで優勝できて本当によかったし、ポイントリーダーの座を守れたのがうれしいです」
Jonathan Rea ジョナサン・レイ(2位/リタイア)
「レース1の前にはほとんどデータがなかったので難しかった。クラッシュするまでのキヨの走りを見ていると、とても楽に走っているようだったけど、僕はセッティングがあまり決まっていなかった。シェーキー(バーン)についていくことができなかったんだ。レース2までの間にセッティングを変えたら、かなり乗りやすくなった。キヨのタイヤが磨耗しているのが分かっていたから、ハスラムに抜かれたあと、キヨに追いつこうとした。バスストップ・シケインに2人とも一歩も譲らずに飛び込んだら、僕がクラッシュしてしまった。すごく残念だけど、まだ先は長い。次のクロフトは僕が好きなコースの1つだからとても楽しみだ」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

レース1
ROUND
#09
JULY 22, 2007
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 67 S.バーン Honda 30 28:21.458
2 4 ジョナサン・レイ Honda 30 +2.779
3 91 L.ハスラム ドゥカティ 30 +2.938
4 9 C.ウォーカー スズキ 30 +6.058
5 36 G.ラビッラ ドゥカティ 30

+7.422

6 66 T.サイクス Honda 30 +9.137
8 2 L.キャミア Honda 30 +29.758
13 94 T.パルマー Honda 29 +1Lap
15 26 C.マーティン Honda 29 +1Lap
17 68 D.ジョンソン Honda 29 +1Lap
18 56 J.バッキンガム Honda 29 +1Lap
20 21 T.タンストール Honda 29 +1Lap
RT 1 清成龍一 Honda 22 +8Laps
RT 5 K.ハリス Honda 17 +13Laps
RT 11 B.マコーマック Honda 7 +23Laps
レース2
 
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 1 清成龍一 Honda 22 21:24.315
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 22 +1.780
3 67 S.バーン Honda 22 +4.497
4 66 T.サイクス Honda 22 +5.457
5 35 C.クラッチロー スズキ 22 +5.924
6 9 C.ウォーカー スズキ 22 +6.282
11 2 L.キャミア Honda 22 +16.453
13 5 K.ハリス Honda 22 +19.626
15 26 C.マーティン Honda 22 +24.236
17 94 T.パルマー Honda 22 +27.786
18 68 D.ジョンソン Honda 22 +31.950
20 21 T.タンストール Honda 22 +38.732
23 11 B.マコーマック Honda 21 +1Lap
RT 4 ジョナサン・レイ Honda 22 +1.371
RT 56 J.バッキンガム Honda 8 +14Laps
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ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 清成龍一 Honda 298
2 ジョナサン・レイ Honda 282
3 L.ハスラム ドゥカティ 267
4 G.ラビッラ ドゥカティ 246
5 S.バーン Honda 228
6 L.キャミア Honda 179
7 T.サイクス Honda 171
10 K.ハリス Honda 102
20 T.パルマー Honda 15
23 C.マーティン Honda 10
24 G.マーティン Honda 8
28 T.タンストール Honda 4
29 C.ドナルド Honda 2
33 J.バッキンガム Honda 1
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 416
2 ドゥカティ 342
3 スズキ 170
4 ヤマハ 123
5 カワサキ 111
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