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British Superbike
INFORMATION
イギリス Oulton Park
オールトンパーク
レース情報 フォトギャラリー
 
ROUND
#08
JULY 15, 2007
第8戦 オールトンパーク
リザルト ポイント

清成とレイが1勝ずつを分け合う

第8戦 オールトンパーク
2007年7月15日(日)・決勝
会場:オールトンパーク・サーキット

'07年度BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第8戦が、7月15日に雨の中、オールトンパーク・サーキット(全長4.332km)で行われた。

第8戦 オールトンパーク

HM Plant Honda Racingの清成龍一とジョナサン・レイはそれぞれ1勝し、もうひとつのレースではそれぞれ転倒リタイアに終わった。

レース1では、ポールポジションのレイが抜群のスタートを切り、清成もレイに続いた。しかし、スタート直後に転倒したライダーがいたため、1周目が終わる前にセーフティカーがコースに介入した。

レースが再開された時点でもレイがトップをキープし、それに清成が続いた。その後、レイはハイサイドを起こしそうになり、その間に清成とカール・ハリス(Hydrex Honda)、レオン・ハスラム(ドゥカティ)に抜かれて4番手に後退した。トレーニング中に右ヒザを痛め、先週手術を受けたばかりというレイは、5周目にハスラムを抜いてトップを走行する清成を追った。しかしその後、レイはドルイド・コーナーで再びハイサイドを起こして転倒し、戦列を去った。

ディフェンディング・チャンピオンの清成は、2位のシェーン・バーン(Stobart Honda)に20.075秒の大差をつけてトップでチェッカーを受け、今季6勝目を挙げた。

レース2は、17周のレースが14周に短縮されることになった。序盤はHM Plant Honda Racingの2人のライダーがレースをリードするという展開になった。

清成はトップを走行するレイにプレッシャーをかけ、3周目のシケインでトップに浮上。しかし、今回不運に見舞われたのは清成だった。レイとの差をどんどん広げていた清成は、5周目のドルイド・コーナーでハイサイドを起こして転倒してしまう。清成の転倒によってトップに浮上したレイは、5周目を終えた段階で2番手につけるハスラムに5.5秒差をつけていた。最終的にレイは、2番手に浮上していたハリスに12秒差をつけて優勝。2位ハリス、3位バーンと表彰台をHonda勢が独占した。

8戦を終えて清成(273ポイント)がランキング・トップにつけている。2位はレイ(262ポイント)で、3位はハスラム(231ポイント)となっている。

次戦は7月22日にマロリーパークで行われる。

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COMMENT

コメント

Ryuichi Kiyonari 清成龍一(優勝/リタイア)
「今日はうれしい気持ちと残念な気持ちが半々です。今週末はポイント差を広げるチャンスだと思っていたのですが、実現しませんでした。コースコンディションは難しくて、ところどころでとてもスリッピーでした。レース1ではマシンのセットアップもよく、タイヤもよかった。ジョナサンがクラッシュしたあとは、どんどんリードを広げていくことができました。優勝するのは格別な気分でした。レース2の方は残念な結果に終わりました。トップに立って、差を広げているときに、ドルイドでミスして転倒してしまいました。それでもまだポイントリーダーのポジションを守っています。来週のマロリーパークのレースではポイント差を広げたいと思います」
Jonathan Rea ジョナサン・レイ(リタイア/優勝)
「今日はダメージを受けなかった者が有利になるという展開だった。レース1では、キヨに追いつこうとしていてミスした。これは想定外の出来事だった。レース2ではキヨの後ろにつけていいペースで走っていた。キヨはさらにハードにプッシュしようとしてクラッシュしてしまった。そのあとはサインボードを見ながら、無理をしないでレースをすることができた。マシンのセットアップはすごくよかった。キヨとのポイント差はまだ11ポイントある。本当は、今回でポイントを逆転するつもりだったんだ。チームのみんなは本当によくがんばってくれた。レース1で、痛めているヒザをさらに悪化させてしまっただけに、レース2での優勝は本当にうれしい」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

レース1
ROUND
#08
JULY 15, 2007
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 1 清成龍一 Honda 17 31:03.104
2 67 S.バーン Honda 17 +20.075
3 9 C.ウォーカー スズキ 17 +20.890
4 91 L.ハスラム ドゥカティ 17 +23.634
5 35 C.クラッチロー スズキ 17 +29.967
6 2 L.キャミア Honda 17 +42.345
10 15 G.マーティン Honda 17 +1:43.863
11 94 T.パルマー Honda 17 +1:48.829
14 21 T.タンストール Honda 16 +1Lap
15 56 J.バッキンガム Honda 16 +1Lap
RT 5 K.ハリス Honda 11 +6Laps
RT 66 T.サイクス Honda 10 +7Laps
RT 4 ジョナサン・レイ Honda 6 +11Laps
RT 26 C.マーティン Honda 3 +14Laps
レース2
 
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 4 ジョナサン・レイ Honda 14 24:33.750
2 5 K.ハリス Honda 14 +12.103
3 67 S.バーン Honda 14 +19.949
4 91 L.ハスラム ドゥカティ 14 +26.780
5 2 L.キャミア Honda 14 +29.256
6 66 T.サイクス Honda 14 +51.584
12 94 T.パルマー Honda 14 +1:32.376
14 21 T.タンストール Honda 13 +1Lap
16 56 J.バッキンガム Honda 13 +1Lap
RT 15 G.マーティン Honda 9 +5Laps
RT 1 清成龍一 Honda 3 +11Laps
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ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 清成龍一 Honda 273
2 ジョナサン・レイ Honda 262
3 L.ハスラム ドゥカティ 231
4 G.ラビッラ ドゥカティ 226
5 S.バーン Honda 187
6 L.キャミア Honda 166
7 T.サイクス Honda 148
9 K.ハリス Honda 99
22 T.パルマー Honda 12
23 C.マーティン Honda 8
25 G.マーティン Honda 8
28 T.タンストール Honda 4
29 C.ドナルド Honda 2
33 J.バッキンガム Honda 1
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 366
2 ドゥカティ 306
3 スズキ 146
4 ヤマハ 107
5 カワサキ 97
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