ディフェンディング・チャンピオンの清成龍一(HM Plant Honda Racing)は両レースで優勝。見事ダブルウインを飾った。清成のチームメート、ジョナサン・レイは、レース1では2位に、レース2では3位に入っている。
土曜日に行われた公式予選では、シルバーストーンを得意とする清成が今季初のポールポジションを獲得し、レイが4番手だった。
レース1でホールショットを決めたのはレイ。その背後に清成がつけたが、その後、2人は4位と5位に順位を落とした。しかし8周目、徐々に順位を上げていた清成は、レオン・ハスラム(ドゥカティ)を抜いてトップに浮上した。
レイの方は中盤まで6位につけていたが、14周目から17周目までの間に4人のライダーを抜いて2位に上がった。結局レイは清成に5秒8遅れで2位に入った。
レース2では清成がホールショットを決め、そのまま独走態勢に入った。レイはレオン・キャミア(Bike Animal Honda)とバトルを繰り広げたのち、12周目にブリッジ・コーナーでクリス・ウォーカー(スズキ)を抜いて3位に上がった。しかし13周目、レースは赤旗中断となり清成の優勝が決定。レイはレース2を3位で終えた。
3戦(6レース)を終えて、ランキングトップはグレゴリオ・ラビッラ(ドゥカティ、131ポイント)。ランキング2位には清成(99ポイント)が上がってきた。レイ(85ポイント)は同3位につけている。
次戦は5月7日にオールトンパークで行われる。
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