British Superbike Honda Racing
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第12戦 シルバーストーン 決勝
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2006.09.17 Rd.12 シルバーストーン
スケジュール
Rd. Date
01 3/26
ブランズハッチ
02 4/9
ドニントンパーク
03 4/17
スラックストン
04 5/1
オールトンパーク
05 5/21
モンデロパーク
06 6/4
マロリーパーク
07 6/18
スネタートン
08 7/16
ノックヒル
09 7/23
オールトンパーク
10 8/13
クロフト
11 8/28
キャドウェルパーク
12 9/17
シルバーストーン
13 10/1
ブランズハッチ
第12戦 シルバーストーン
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清成龍一がダブルウイン、タイトル奪取に向け大きく前進
決勝日:2006年9月17日(日)
会場:シルバーストーン・サーキット
リザルト&ポイント

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)第12戦が9月17日にシルバーストーンで行われた。

第12戦 シルバーストーン
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第12戦 シルバーストーン
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 CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手は、レース1とレース2で優勝した。ランキングでもトップに立つグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)と1ポイント差の2位に浮上している。チームメイトのカール・ハリス選手はレース1で3位、レース2で6位に入った。

 土曜日に行われた予選で3位だった清成選手は、レース1(20周)でホールショットを奪った。しかし、すぐにポイントリーダーのレオン・ハスラム選手(ドゥカティ)に抜かれて2位となった。

 清成選手とハスラム選手のペースは速く、ほかのライダーをどんどん引き離していく。清成選手は4周目に1分25秒512というニューラップレコードをマークした。

 清成選手はハスラム選手の後方から抜くチャンスをうかがっていたが、8周目にハスラム選手が転倒。この時点までハスラム選手はラビッラ選手に15ポイント差をつけてランキングトップに立っていたが、転倒によりランキング2位に後退した。

 清成選手はその後も快調に飛ばし、今季9勝目を飾った。

 清成選手のチームメイト、ハリス選手は2列目からのスタートで、スタート直後は7番手につけていた。しかし、10周目には4位に上がり、表彰台を狙っていた。

 18周目にハリス選手は3番手につけるジョナサン・レイ選手(Honda)に仕掛け始めた。19歳のレイ選手は、ハリス選手のプレッシャーに耐えかねたのかヘアピンでラインを外した。その隙に3位に上がったハリス選手は今季6回目の表彰台に上がった。

 レース2が始まる前の時点で、ランキングで上位3位につけるラビッラ選手、ハスラム選手、清成選手のポイント差はわずか6点となっていた。

 レース2で清成選手はホールショットこそ奪えなかったが、トップをいくハスラム選手の後ろにつけた。その後、清成選手はウッドコート・シケインでハスラム選手を抜いてトップに躍り出た。後方からラビッラ選手が追いかけてきたときも、清成選手は後ろを振り返らず、集中していた。最終的にラビッラ選手に5.202秒差をつけてレース2も制した。

 ハリス選手はサスペンションのセッティングを変えてレース2に臨んだが、6位に終わっている。

 12戦を終えて、現在ランキングトップのラビッラ選手(377ポイント)と同2位の清成選手(376ポイント)のポイント差はわずか1ポイントとなっている。トップから3位まで後退したハスラム選手(368ポイント)と清成選手の差は8ポイントだ。ハリス選手(218ポイント)は同5位につけている。

 次戦は10月1日にブランズハッチで行われる最終戦。第5戦モンデロパーク大会(5月21日)が豪雨で中止となったため、最終戦の2レースはダブルポイント(優勝者は1レースで50ポイント獲得)となる。

第12戦 シルバーストーン
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第12戦 シルバーストーン
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コメント

清成龍一選手(優勝/優勝)
「今日はすべてうまくいきました。次の大会がダブルポイントとなるので、今日の大会はとても重要でした。チームスタッフががんばってくれたおかげで、マシンの調子はとてもよかったし、タイヤもすばらしかった。次のブランズハッチのレースがすごく楽しみです」

カール・ハリス選手(3位/6位)
「レース1はとてもうまくいった。表彰台に上がれてとてもうれしい。でも、レース2の結果は残念だった。サスペンションのセッティングを変えたら、ハンドリングが悪くなってしまった。だから無理をしないで6位で満足することにした。次のブランズハッチは好きなコースだ。いい結果を出してシーズンを終えたいと思っている」

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決勝リザルト&ポイントランキング
【レース1】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 28:48.614 -
2 1 G.ラビッラ ドゥカティ 29:00.030 +11.416
3 9 カール・ハリス Honda 29:00.798 +12.184
4 65 J.レイ Honda 29:02.604 +13.990
5 3 M.ルター Honda 29:06.798 +18.184
6 8 T.ヒル ヤマハ 29:16.799 +28.185
9 75 G.リチャーズ Honda 29:22.070 +33.456
14 42 D.エリソン Honda 29:55.507 +1:06.893
15 26 C.マーティン Honda 30:06.913 +1:18.299
16 43 H.メインウェアリング Honda 30:13.931 +1:25.317
17 14 C.スプロストン Honda 29:53.494 +1Lap
RT 33 M.ラバティ Honda 5:52.357 DNF
【レース2】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 28:47.618 -
2 1 G.ラビッラ ドゥカティ 28:52.820 +5.202
3 91 L.ハスラム ドゥカティ 28:55.645 +8.027
4 67 S.バーン スズキ 28:57.563 +9.945
5 65 J.レイ Honda 28:57.972 +10.354
6 9 カール・ハリス Honda 29:03.159 +15.541
7 3 M.ルター Honda 29:05.858 +18.240
11 33 M.ラバティ Honda 29:23.129 +35.511
12 75 G.リチャーズ Honda 29:28.166 +40.548
18 42 D.エリソン Honda 29:44.647 +57.029
20 26 C.マーティン Honda 30:05.405 +1:17.787
22 43 H.メインウェアリング Honda 30:13.764 +1:26.146
RT 14 C.スプロストン Honda 14:21.407 DNF
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 377
2 清成龍一 Honda 376
3 L.ハスラム ドゥカティ 368
4 S.バーン スズキ 224
5 カール・ハリス Honda 218
6 J.レイ Honda 216
8 M.ルター Honda 158
9 M.ラバティ Honda 157
10 G.リチャーズ Honda 115
15 G.メイソン Honda 56
22 C.マーティン Honda 23
23 J.バッキンガム Honda 14
28 D.エリソン Honda 4
31 H.メインウェアリング Honda 2
32 G.グリン Honda 1
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 ドゥカティ 474
2 Honda 454
3 スズキ 289
4 ヤマハ 173
5 カワサキ 159
ポイント一覧
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