British Superbike Honda Racing
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第8戦 ノックヒル 決勝
レース情報 決勝レポート フォトギャラリー
2006.07.16 Rd.08 ノックヒル
スケジュール
Rd. Date
01 3/26
ブランズハッチ
02 4/9
ドニントンパーク
03 4/17
スラックストン
04 5/1
オールトンパーク
05 5/21
モンデロパーク
06 6/4
マロリーパーク
07 6/18
スネタートン
08 7/16
ノックヒル
09 7/23
オールトンパーク
10 8/13
クロフト
11 8/28
キャドウェルパーク
12 9/17
シルバーストーン
13 10/1
ブランズハッチ
第8戦 ノックヒル
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清成龍一がレース1で優勝
決勝日:2006年7月16日(日)
会場:ノックヒル・レーシング・サーキット
リザルト&ポイント

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)第8戦が7月16日にスコットランドのノックヒル(全長2.03km)で行われた。

第8戦 ノックヒル
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第8戦 ノックヒル
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 Honda CBR1000RRに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手はレース1で優勝し、今季4勝目を飾った。しかし、レース2ではマシン・トラブルのためリタイアした。チームメイトのカール・ハリス選手はレース1で7位、レース2で6位に入った。

 30周で競われたレース1。予選5番手からスタートした清成選手は、好スタートを切ってすぐに4番手に浮上。その直後から3番手を走るジョナサン・レイ選手(Honda)に攻撃をしかけた。レイ選手は必死になってラインをふさいだが、5周目のヘアピンで清成選手がレイ選手を抜き去った。

 3位に上がった清成選手は、今度は2番手につけるシェーン・バーン選手(スズキ)にアタックし、13周目のヘアピンでパス。さらにトップを走行するレオン・ハスラム選手(ドゥカティ)を追った。

 二度ほどハスラム選手に仕掛けた清成選手だったが、そのたびに抜き返されるという状況が続いたのち、ラスト3周のスタート/フィニッシュラインでスリップストリームを使ってハスラム選手を抜き去ることに成功。そのままトップでチェッカーフラッグを受けた。

 レース1ではポイントリーダーのグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)が5番手を走行中に一時ストップした。再スタートを切った時点で24位だったラビッラ選手は11位まで追い上げてフィニッシュ。その結果、この時点で清成選手はランキング2位に浮上した。

 しかし、レース2は清成選手にとって不運な結果に終わった。ダブルウインをめざしていた清成選手だったが、11周目に電気系統のトラブルでリタイア。ランキング2位の座も再びハスラム選手に戻ってしまった。

 チームメイトのハリス選手は、難しいノックヒルのコースで7位と6位に入り、貴重な19ポイントを獲得。ランキングでも5位につけている。

 ランキングトップのラビッラ選手もレース2で26周目に転倒し、ポイント圏外に終わったため、チャンピオン争いは混沌としてきた。

 第8戦(14レース)を終えて、トップはラビッラ選手(244ポイント)。ランキング2位はハスラム選手(233ポイント)。清成選手(224ポイント)はランキング3位だが、ラビッラ選手との差は20ポイントに縮まっている。ランキング5位のハリス選手は129ポイントを獲得している。

 次戦は7月23日にオールトンパークで行われる。

第8戦 ノックヒル
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第8戦 ノックヒル
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コメント

清成龍一選手(優勝/DNF)
「今日は良い結果と良くない結果になりました。レース1はとても楽しいレースだったし、勝てて嬉しかったです。でも、レース2の結果にはがっかりしています。マシンの調子がすごく良かったので、トラブルが発生した時には驚きました。悔しかったけど、レース1で勝てているし、グレゴリオ(ラビッラ選手)との差も20ポイントになりました」

カール・ハリス選手(7位/6位)
「今日はもう少し良い結果を期待していた。大変なレースで、オーバーテークが難しかった。来週はオールトンパークでレースが行われる。オールトンパークは僕が一番好きなコースで、今年の初めに2位というベストリザルトを残しているコースだ。だから来週がすごく楽しみだ」

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決勝リザルト&ポイントランキング
【レース1】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 24:34.062 -
2 67 S.バーン スズキ 24:34.653 +0.591
3 91 L.ハスラム ドゥカティ 24:35.523 +1.461
4 65 J.レイ Honda 24:36.423 +2.361
5 33 M.ラバティ Honda 24:49.520 +15.458
6 41 C.コックスヘル カワサキ 24:53.266 +19.204
7 9 カール・ハリス Honda 24:53.719 +19.657
9 75 G.リチャーズ Honda 24:54.247 +20.185
13 3 M.ルター Honda 25:10.311 +36.249
14 5 G.メイソン Honda 25:10.700 +36.638
15 56 J.バッキンガム Honda 25:12.287 +38.225
20 42 D.エリソン Honda 25:21.149 +47.087
21 68 C.マーティン Honda 24:47.639 +1Lap
22 43 H.メインウェアリング Honda 25:10.500 +1Lap
24 14 C.スプロストン Honda 25:21.642 +3Laps
RT 4 D.ボーモント Honda 11:11.626 DNF
【レース2】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 67 S.バーン スズキ 24:28.093 -
2 65 J.レイ Honda 24:31.247 +3.154
3 91 L.ハスラム ドゥカティ 24:31.547 +3.454
4 8 T.ヒル ヤマハ 24:44.635 +16.542
5 33 M.ラバティ Honda 24:44.876 +16.783
6 9 カール・ハリス Honda 24:47.248 +19.155
8 75 G.リチャーズ Honda 24:48.358 +20.265
10 3 M.ルター Honda 24:55.340 +27.247
13 56 J.バッキンガム Honda 25:00.679 +32.586
17 5 G.メイソン Honda 25:10.408 +42.315
18 42 D.エリソン Honda 25:11.332 +43.239
19 68 C.マーティン Honda 24:45.044 +1Lap
20 43 H.メインウェアリング Honda 25:07.081 +1Lap
22 14 C.スプロストン Honda 24:36.555 +3Laps
RT 2 清成龍一 Honda 9:00.656 DNF
RT 4 D.ボーモント Honda 9:28.747 DNF
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 244
2 L.ハスラム ドゥカティ 233
3 清成龍一 Honda 224
4 S.バーン スズキ 150
5 カール・ハリス Honda 129
5 J.レイ Honda 129
7 M.ラバティ Honda 118
9 M.ルター Honda 99
11 G.リチャーズ Honda 72
15 G.メイソン Honda 42
17 C.マーティン Honda 21
21 J.バッキンガム Honda 14
25 S.プラター Honda 5
28 D.エリソン Honda 2
29 H.メインウェアリング Honda 2
30 G.グリン Honda 1
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 ドゥカティ 307
2 Honda 277
3 スズキ 196
4 ヤマハ 110
5 カワサキ 104
ポイント一覧
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