British Superbike Honda Racing
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第7戦 スネタートン 決勝
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2006.06.18 Rd.07 スネタートン
スケジュール
Rd. Date
01 3/26
ブランズハッチ
02 4/9
ドニントンパーク
03 4/17
スラックストン
04 5/1
オールトンパーク
05 5/21
モンデロパーク
06 6/4
マロリーパーク
07 6/18
スネタートン
08 7/16
ノックヒル
09 7/23
オールトンパーク
10 8/13
クロフト
11 8/28
キャドウェルパーク
12 9/17
シルバーストーン
13 10/1
ブランズハッチ
第7戦 スネタートン
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清成龍一がダブルウイン
決勝日:2006年6月18日(日)
会場:スネタートン・サーキット
リザルト&ポイント

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)第7戦が6月18日にスネタートン・サーキット(全長3.14km)で行われた。

第7戦 スネタートン
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第7戦 スネタートン
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 CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手はレース1とレース2で優勝し、今季初のダブルウインを飾った。

 土曜日に行われた公式予選で清成選手は3位に入った。チームメイトのカール・ハリス選手も予選5位と好ポジションを獲得したのである。

 2人はレース1でも好スタートを切り、1-2態勢を築こうとしていた。ところが3周目、ボムホールの進入でハリス選手がハイスピードでクラッシュした。幸いハリス選手は無傷だったが、一時的に脳震とうを起こしていた。このためセーフティカーが4周にわたってコースに介入した。

 レースが再開した時にも清成選手はトップに立つことができたが、すぐにドゥカティのレオン・ハスラム選手から猛攻を受けることになる。しかし、清成選手の乗るCBR1000RRKはスピードの出るレベット・ストレートでハスラム選手のマシンに勝っていた。最終的に清成選手はハスラム選手に0.298秒差をつけて、今季3勝目を挙げた。

 レース2でも清成選手はホールショットを奪ったが、すぐにハスラム選手に抜かれてしまう。その後、清成選手はハスラム選手の後ろにつけて、抜き返すチャンスをうかがっていたが、12周目に高速S字コーナーでクラッシュが発生したため赤旗が掲示された。

 再開されたレースは8周と短いものとなった。今回も清成選手はホールショットを決めたが、今度はポイントリーダーのグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)が清成選手に迫ってきた。1分04秒688というラップレコードをマークして逃げる清成選手。ラビッラ選手がS字コーナーでスリップダウンしたため、再びセーフティカーが2周にわたって介入した。

 セーフティカーが退いた時点で清成選手と2位につけるハスラム選手の差は0.21秒だったが、そこから清成選手は素晴らしい走りを披露し、最終的にハスラム選手に0.402秒差をつけて優勝した。

 今回のダブルウインにより、ランキング3位につける清成選手(199ポイント)と同2位のハスラム選手(201ポイント)の差は2ポイントとなった。ランキングトップのラビッラ選手(239ポイント)との差も40ポイントとなっている。

 次の大会は7月16日にスコットランドのノックヒルで開催される。

第8戦 イギリス
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第8戦 イギリス
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コメント

清成龍一選手(優勝/優勝)
「すごく嬉しいです。またダブルウインが達成できるようになって本当に良かったです。両レースともマシンの調子がすごく良かったので、良い走りができました。でも、レース2の最終ラップの時には、心臓がドキドキしました。今回は本当に良い週末でした」

カール・ハリス選手(DNF/DNS)
「身体の調子は問題ない。あの転倒にはちょっとびっくりしたけどね。転倒するまでは、すごく調子が良かったんだ、突然フロントが滑って、あとのことは覚えていない。幸い身体がちょっと痛いだけですんだんだ。今日のキヨ(清成選手)は素晴らしい走りをしていたね」

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決勝リザルト&ポイントランキング
【レース1】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 24:13.531 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 24:13.829 +0.298
3 1 G.ラビッラ ドゥカティ 24:19.160 +5.629
4 65 J.レイ Honda 24:23.115 +9.584
5 33 M.ラバティ Honda 24:23.605 +10.074
6 8 T.ヒル ヤマハ 24:25.567 +12.036
7 3 M.ルター Honda 24:25.761 +12.230
13 75 G.リチャーズ Honda 24:39.132 +25.601
15 68 C.マーティン Honda 24:46.147 +32.616
17 42 D.エリソン Honda 24:47.185 +33.654
20 30 G.グリン Honda 25:08.514 +54.983
21 43 H.メインウェアリング Honda 25:08.925 +55.394
24 14 C.スプロストン Honda 24:30.547 +1Lap
RT 4 S.エメット Honda 12:31.257 DNF
RT 56 J.バッキンガム Honda 10:09.436 DNF
RT 9 カール・ハリス Honda 3:21.935 DNF
RT 5 G.メイソン Honda 1:14.740 DNF
【レース2】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 9:10.957 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 9:11.359 +0.402
3 8 T.ヒル ヤマハ 9:14.807 +3.850
4 33 M.ラバティ Honda 9:15.028 +4.071
5 41 C.コックスヘル カワサキ 9:16.918 +5.961
6 68 C.マーティン Honda 9:20.010 +9.053
8 75 G.リチャーズ Honda 9:20.340 +9.383
12 56 J.バッキンガム Honda 9:24.140 +13.183
13 5 G.メイソン Honda 9:24.572 +13.615
15 43 H.メインウェアリング Honda 9:27.158 +16.201
19 14 C.スプロストン Honda 9:37.225 +26.268
20 65 J.レイ Honda 9:37.303 +26.346
21 42 D.エリソン Honda 9:32.596 +1Lap
RT 3 M.ルター Honda 7:05.958 DNF
RT 4 S.エメット Honda - DNF
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 239
2 L.ハスラム ドゥカティ 201
3 清成龍一 Honda 199
4 カール・ハリス Honda 110
5 S.バーン スズキ 105
6 J.レイ Honda 96
6 M.ラバティ Honda 96
8 M.ルター Honda 90
12 G.リチャーズ Honda 57
14 G.メイソン Honda 40
17 C.マーティン Honda 21
21 J.バッキンガム Honda 10
25 S.プラター Honda 5
28 D.エリソン Honda 2
29 H.メインウェアリング Honda 2
30 G.グリン Honda 1
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 ドゥカティ 275
2 Honda 232
3 スズキ 151
4 ヤマハ 89
5 カワサキ 87
ポイント一覧
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