British Superbike Honda Racing
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第3戦 スラックストン 決勝
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2006.04.17 Rd.03 スラックストン
スケジュール
Rd. Date
01 3/26
ブランズハッチ
02 4/9
ドニントンパーク
03 4/17
スラックストン
04 5/1
オールトンパーク
05 5/21
モンデロパーク
06 6/4
マロリーパーク
07 6/18
スネタートン
08 7/16
ノックヒル
09 7/23
オールトンパーク
10 8/13
クロフト
11 8/28
キャドウェルパーク
12 9/17
シルバーストーン
13 10/1
ブランズハッチ
第3戦 スラックストン
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清成龍一とカール・ハリスが表彰台に上がる
決勝日:2006年4月17日(月)
リザルト&ポイント

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第3戦が4月17日にハンプシャーのスラックストンで行われた。スラックストンは数あるイギリスのサーキットの中でも一番の高速コースだ。

第3戦 スラックストン
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第3戦 スラックストン
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 CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手は、レース1で3位に、レース2では4位に入った。チームメイトのカール・ハリス選手はレース1では転倒してしまったが、レース2では3位に入っている。

 公式予選で7位だった清成選手は、レース1で手堅いスタートを決め、2周目には3位につけ、その後、昨年までチームメイトだったマイケル・ルター選手(Honda)と接戦を繰り広げた。何度も順位を入れ替える2人の戦いに、イースター・ホリデーの月曜日にスラックストンに集まった観客は大歓声を送った。最終的に清成選手はルター選手を封じ込め、3位でゴールしたのだった。

 一方、レース1でハリス選手は危機一髪だった。スタート直後の1コーナーで転倒したハリス選手だったが、運良く後続ライダーとの接触は避けることができたのである。

 レース2でハリス選手はレース1の雪辱を晴らした。序盤、レース1での清成選手同様に、ルター選手の猛攻を受けたハリス選手だったが、3周目には他のライダーを引き離して3位のポジションにつけた。

 清成選手はレース2のスタートで出遅れたが、猛然と追い上げ、7周目にはハリス選手を射程距離に捕らえた。そして、15周目にハリス選手を抜いて、3位に浮上した。

 しかし、何としてでも表彰台に上がりたいハリス選手も奮闘。最終ラップにビレッジ・コーナーで清成選手を抜いて、ハリス選手は3位でゴール。清成選手は4位となった。

 今回、ヒート1、ヒート2で優勝したのはグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)。3戦(6レース)を終えて、ラビッラ選手は132ポイントでランキング首位につけている。清成選手は87ポイントで同3位。ランキング2位のレオン・ハスラム選手(ドゥカティ、96ポイント)との差は9ポイントだ。ハリス選手は57ポイントでランキング4位につけている。

 次戦は5月1日(決勝)にオールトンパークで行われる。

第3戦 スラックストン
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第3戦 スラックストン
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コメント

清成龍一選手(3位/4位)
「マシンの調子は良かったし、レース1の結果には満足しています。でも、できたら両方のレースで表彰台に上がりたかった。レース2ではスタートは悪かったのですが、マシンのセッティングが決まっていたので、どんどん順位をばん回することができました。カール(ハリス選手)とはとても良いレースができたと思います」

カール・ハリス選手(DNF/3位)
「レース1のあと、レース2では絶対に表彰台に上がってやると決意していた。でも、レース1での転倒のことがあるから、あまり無理したくなかった。コース裏手の方では僕の方がキヨ(清成選手)より速いって分かっていたので、最終ラップまで待ってキヨを抜こうと決めていた。その結果、3位に入れてとても嬉しい。次のオールトンは僕の好きなコースなので楽しみだ」

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決勝リザルト&ポイントランキング
【レース1】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 1 G.ラビッラ ドゥカティ 28:47.270 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 28:51.730 +4.460
3 2 清成龍一 Honda 29:00.012 +12.742
4 65 J.レイ Honda 29:06.191 +18.921
5 67 S.バーン スズキ 29:06.328 +19.058
6 3 M.ルター Honda 29:10.136 +22.866
7 75 G.リチャーズ Honda 29:18.109 +30.839
10 33 M.ラバティ Honda 29:21.522 +34.252
13 4 S.プラター Honda 29:39.988 +52.718
15 56 J.バッキンガム Honda 29:40.335 +53.065
17 5 G.メイソン Honda 29:40.897 +53.627
19 68 C.マーティン Honda 29:41.434 +54.164
20 77 M.ナット Honda 29:50.162 +1:02.892
23 14 C.スプロストン Honda 29:55.563 +1Lap
RT 42 D.エリソン Honda 18:11.916 DNF
【レース2】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 1 G.ラビッラ ドゥカティ 27:58.085 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 28:04.422 +6.337
3 9 カール・ハリス Honda 28:13.315 +15.230
4 2 清成龍一 Honda 28:13.651 +15.566
5 65 J.レイ Honda 28:19.408 +21.323
6 12 D.トーマス カワサキ 28:23.522 +25.437
7 3 M.ルター Honda 28:28.390 +30.305
11 33 M.ラバティ Honda 28:40.927 +42.842
12 5 G.メイソン Honda 29:04.652 +1:06.567
14 4 S.プラター Honda 29:06.196 +1:08.111
15 56 J.バッキンガム Honda 29:06.643 +1:08.558
17 68 C.マーティン Honda 29:07.606 +1:09.521
18 30 G.グリン Honda 28:04.894 +1Lap
19 77 M.ナット Honda 28:05.770 +1Lap
21 14 C.スプロストン Honda 29:15.665 +1Lap
RT 42 D.エリソン Honda 25:27.162 DNF
RT 75 G.リチャーズ Honda 3:58.924 DNF
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 132
2 L.ハスラム ドゥカティ 96
3 清成龍一 Honda 87
4 カール・ハリス Honda 57
5 J.レイ Honda 54
6 S.バーン スズキ 45
7 M.ルター Honda 44
8 M.ラバティ Honda 42
12 G.リチャーズ Honda 27
13 G.メイソン Honda 27
18 C.マーティン Honda 7
21 J.バッキンガム Honda 6
22 S.プラター Honda 5
25 D.エリソン Honda 2
27 M.ナット Honda 1
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 ドゥカティ 140
2 Honda 110
3 スズキ 74
4 カワサキ 51
5 ヤマハ 37
ポイント一覧
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