British Superbike Honda Racing
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2006.03.26 Rd.01 ブランズハッチ
スケジュール
Rd. Date
01 3/26
ブランズハッチ
02 4/9
ドニントンパーク
03 4/17
スラックストン
04 5/1
オールトンパーク
05 5/21
モンデロパーク
06 6/4
マロリーパーク
07 6/18
スネタートン
08 7/16
ノックヒル
09 7/23
オールトンパーク
10 8/13
クロフト
11 8/28
キャドウェルパーク
12 9/17
シルバーストーン
13 10/1
ブランズハッチ
第1戦 ブランズハッチ
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清成龍一、レース2で圧勝、カール・ハリスはレース1で2位
決勝日:2006年3月26日(日)
リザルト&ポイント

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)の開幕戦が3月26日にケント州のブランズハッチで行われた。

第1戦 ブランズハッチ
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第1戦 ブランズハッチ
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 CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手は、レース1で4位に入り、ウエット・レースとなったレース2では圧勝した。今年から清成選手のチームメイトとなったカール・ハリス選手は、レース1で2位、レース2で5位に入った。

 レース1で、予選3番手のグリッドからスタートしたハリス選手は、スタート直後いくつかポジションを落とすが、その後猛然と追い上げて2番手を走行するレオン・ハスラム選手(ドゥカティ)の背後につけた。

 ハリス選手はハスラム選手を抜くチャンスをうかがっていたが、ハスラム選手がクラッシュ。ハリス選手は自動的に2位に上がった。レース1で優勝したのはグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)だった。

 ハスラム選手がクラッシュしたことにより、赤旗が掲示され、レース1は終了。清成選手はこの時点で4位につけており、3位のマイケル・ルター選手(Honda)を抜くチャンスをうかがっていたが、4位のままレース1を終えた。

 天候が不安定だったため、レース2のスタート前には“ウエット・レース”の宣言が出された。大半のライダーがタイヤの選択に迷っている中、清成選手ひとりがミシュランのフルウエット・タイヤを選択した。

 レース2のスタート直後から清成選手は飛び出し、4周目の時点では早くも2位以下に9.6秒差をつけてトップを独走。30周のレースが終わった時には、2位に入ったハスラム選手に19秒以上もの大差をつけて圧勝した。インターミディエート・タイヤを選択したハリス選手も5位でレース2を終えている。

 開幕戦を終えた段階で、ランキング首位につけているのはヒート1で1位、ヒート2で3位に入ったラビッラ選手(41ポイント)。清成選手はランキング2位(38ポイント)、ハリス選手は同3位(31ポイント)につけている。

 次戦は4月9日にドニントンパークで行われる。

第1戦 ブランズハッチ
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第1戦 ブランズハッチ
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コメント

清成龍一選手(4位/優勝)
「レース1でも表彰台に上がることができればもっと良かったです。もう数周あればマイケル(・ルター選手)を抜くことができたので残念でした。チームが一生懸命頑張ってくれたおかげで、マシンのセッティングもできていました。レース2に関してはタイヤチョイスに悩みましたが、ウエットタイヤを選んだのが正解でした。優勝できて本当に嬉しいです」

カール・ハリス選手(2位/5位)
「良い形でシーズンのスタートが切れた。2位というのは僕にとってスーパーバイク・レースで過去最高の結果だ。レース2に関しては僕もウエットタイヤにしようかどうか悩んだのだけど、リスクが大きいと思ってインターミディエイトタイヤにした。中盤、一時雨が止んでタイヤも温まってきたが、その後また激しく降り始めたので、それ以上どうすることもできなかった」

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決勝リザルト&ポイントランキング
【レース1】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 1 G.ラビッラ ドゥカティ 15:28.510 -
2 9 カール・ハリス Honda 15:32.732 +4.222
3 3 M.ルター Honda 15:37.268 +8.758
4 2 清成龍一 Honda 15:37.401 +8.891
5 65 J.レイ Honda 15:40.873 +12.363
6 67 S.バーン スズキ 15:47.066 +18.556
7 33 M.ラバティ Honda 15:47.303 +18.793
9 75 G.リチャーズ Honda 15:47.795 +19.285
11 5 G.メイソン Honda 15:49.173 +20.663
19 68 C.マーティン Honda 15:25.570 +1Lap
20 77 M.ナット Honda 15:25.725 +1Lap
22 30 G.グリン Honda 15:28.224 +1Lap
RT 37 D.ボーモント Honda 10:38.995 DNF
【レース2】
順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 清成龍一 Honda 25:39.805 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 25:58.874 +19.069
3 1 G.ラビッラ ドゥカティ 25:59.045 +19.240
4 41 C.コックスヘル カワサキ 26:01.727 +21.922
5 9 カール・ハリス Honda 26:03.723 +23.918
6 8 T.ヒル ヤマハ 26:05.647 +25.842
9 75 G.リチャーズ Honda 25:53.764 +1Lap
14 5 G.メイソン Honda 26:12.480 +1Lap
15 77 M.ナット Honda 26:12.534 +1Lap
20 30 G.グリン Honda 26:23.166 +2Laps
21 68 C.マーティン Honda 25:51.197 +3Laps
RT 33 M.ラバティ Honda 25:13.246 DNF
RT 65 J.レイ Honda 12:10.300 DNF
RT 3 M.ルター Honda 10:25.306 DNF
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 41
2 清成龍一 Honda 38
3 カール・ハリス Honda 31
4 L.ハスラム ドゥカティ 20
5 M.ルター Honda 16
6 D.トーマス カワサキ 16
9 G.リチャーズ Honda 14
11 J.レイ Honda 11
13 M.ラバティ Honda 9
14 G.メイソン Honda 7
20 M.ナット Honda 1
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 ドゥカティ 45
2 Honda 45
3 カワサキ 21
4 スズキ 19
5 ヤマハ 10
ポイント一覧
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