British Superbike
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第12戦 ドニントンパーク 決勝レポート
レース
イギリス 第12戦 9月25日
ドニントンパーク
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レース情報
ラウンド 開催日
01 3/28 ブランズハッチ
02 4/10 スラックストン
03 4/24 マロリーパーク
04 5/2 オールトンパーク
05 5/15 モンデロパーク
06 6/5 クロフト
07 6/26 ノックヒル
08 7/10 スネタートン
09 8/21 シルバーストーン
10 8/29 キャドウェルパーク
11 9/11 オールトンパーク
12 9/25 ドニントンパーク
13 10/9 ブランズハッチ
清成龍一、両ヒートで表彰台に上がる
決勝日:9月25日(日)
会場:ドニントンパーク・サーキット

 2005年BSB(イギリス・スーパーバイク選手権)第12戦は、9月25日にレスターシャにあるドニントンパーク(全長約4km)で行われた。

 Honda CBR1000RRに乗るHM Plant Honda Racingの清成龍一選手はヒート1で2位、ヒート2で3位と両ヒートで表彰台に上がったが、ライバルのグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)が両ヒートで優勝したため、ランキングトップのポジションを譲ってしまった。

 快晴の中で行われたヒート1で、清成選手はスタートに失敗し、6番手から追い上げる形となった。3回にわたってファステストラップを塗り替え、必死で追い上げた清成選手。もう少しでトップを走行するラビッラ選手に追いつくところだったが、コピス・コーナーでミスをし、2位でヒート1を終えた。

 清成選手のチームメイト、マイケル・ルター選手は好スタートを切り、序盤は3位につけていた。しかし、その後タイヤのグリップの問題に悩まされ、6位に後退。この順位でヒート1を終えた。

 ヒート1とヒート2の間に、一時的に雨が降った。乾きつつある路面コンディションのもとで行われたヒート2では、清成選手がホールショットを奪った。ルター選手も2番手につけ、好調な滑り出しを切った。

 しかし、20周のレースのうちの2周目に清成選手はメルボルン・ヘアピンで、まずルター選手に、続いてラビッラ選手とレオン・ハスラム選手(ドゥカティ)、そしてグレン・リチャーズ選手(カワサキ)に抜かれ、5位に後退した。

 5周目になると、ラビッラ選手とハスラム選手がレッドゲート・コーナーでルター選手をかわしてトップに浮上。9周目にルター選手はメルボルン・ヘアピンでワイドにはらみ、その間にリチャーズ選手にもかわされた。

 清成選手は8周目にチームメイトのルター選手を抜いており、リチャーズ選手が15周目に転倒したことにより3番手に浮上。最終的にこの順位でヒート2を終えた。ルター選手は4位だった。

 今回の結果により、それまで1ポイント差でランキングトップにつけていた清成選手はラビッラ選手に抜かれ、逆に13ポイント差をつけられてランキング2位になった。残り1戦は10月9日に行われるブランズハッチの最終戦のみだが、まだ2ヒート(計50ポイント)が残されている。チャンピオン争いのかかった最終戦で、清成選手は全力で逆転チャンピオンを狙う。

コメント

清成龍一選手(2位/3位)
「今日は晴れのち雨のち晴れという、とても難しいコンディションでした。2ヒート共、精一杯頑張ったのですが、ミスもあり、優勝できませんでした。まだチャンピオンシップは終わっていないので、逆転チャンピオンを狙って、次のブランズハッチでは全力を尽くします」

マイケル・ルター選手(6位/4位)
「ドニントンパークは昨年僕らがベストの成績を残したサーキットだったので、今回は好成績を残せると期待していたのだけれど、今日はついていなかった。マシンのセッティングを完璧な状態にもってくることができず、また今日のラビッラはすごく強かった。

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決勝リザルト&ポイントランキング
レース1
順位 No. ライダー マシン タイム
1 36 G.ラビッラ ドゥカティ 30:49.746 -
2 6 清成龍一
Honda 30:51.800 +2.054
3 91 L.ハスラム ドゥカティ
31:01.602 +11.856
4 75 G.リチャーズ
カワサキ 31:04.202 +14.456
5 1 J.レイノルズ スズキ 31:09.329 +19.583
6 2 M.ルター
Honda 31:18.677 +28.931
10 3 G.メイソン Honda 31:28.930 +39.184
11 4 S.プラター Honda 31:32.542 +42.796
17 37 D.ボーモント Honda 31:58.704 +1:08.958
18 42 D.エリソン Honda 31:58.936 +1:09.190
19 65 J.レイ Honda 31:59.311 +1:09.565
23 77 M.ナット Honda 32:18.181 +1:28.435
RT 33 M.ラバティ Honda 30:01.737 DNF
RT 9 K.ハリス Honda 6:36.278 DNF
RT 68 S.ブローガン Honda 1:53.415 DNF
RT 74 K.クラーク Honda   DNF
レース2
順位 No. ライダー マシン タイム
1 36 G.ラビッラ ドゥカティ 31:26.230 -
2 91 L.ハスラム ドゥカティ 31:30.252 +4.022
3 6 清成龍一 Honda 31:32.200 +5.970
4 2 M.ルター
Honda 31:37.842 +11.612
5 18 J.ヘイドン スズキ 31:40.988 +14.758
6 12 D.トーマス カワサキ 31:43.631 +17.401
7 3 G.メイソン Honda 31:55.657 +29.427
9 9 K.ハリス Honda 32:17.961 +51.731
10 33 M.ラバティ Honda 32:21.028 +54.798
11 65 J.レイ Honda 32:26.796 +1:00.566
12 42 D.エリソン Honda 32:33.167 +1:06.937
14 77 M.ナット Honda 32:38.395 +1:12.165
16 37 D.ボーモント Honda 32:46.403 +1:20.173
RT 68 S.ブローガン Honda 15:26.971 DNF
RT 74 K.クラーク Honda 10:00.891 DNF
RT 4 S.プラター Honda 1:45.400 DNF
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 G.ラビッラ ドゥカティ 416
2 清成龍一 Honda 403
3 M.ルター Honda 353
4 L.ハスラム ドゥカティ 305
5 G.リチャーズ カワサキ 231
6 K.ハリス Honda 195
8 G.メイソン Honda 156
10 M.ラバティ Honda 119
15 S.プラター Honda 87
17 J.レイ Honda 52
18 K.クラーク Honda 39
20 J.マックウィリアムス Honda 29
22 S.ブローガン Honda 19
23 D.ボーモント Honda 17
29 J.ラバティ Honda 8
32 M.ナット Honda 4
33 D.エリソン Honda 4
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  マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 529
2 ドゥカティ 483
3 カワサキ 273
4 スズキ 236
5 ヤマハ 180
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