British Superbike
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第9戦 シルバーストーン 決勝レポート
レース
イギリス 第9戦 8月21日
シルバーストーン
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レース情報
ラウンド 開催日
01 3/28 ブランズハッチ
02 4/10 スラックストン
03 4/24 マロリーパーク
04 5/2 オールトンパーク
05 5/15 モンデロパーク
06 6/5 クロフト
07 6/26 ノックヒル
08 7/10 スネタートン
09 8/21 シルバーストーン
10 8/29 キャドウェルパーク
11 9/11 オールトンパーク
12 9/25 ドニントンパーク
13 10/9 ブランズハッチ
第9戦 シルバーストーン
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清成龍一、ヒート2で優勝
決勝日:8月21日(日)
サーキット:シルバーストーン・サーキット

 2005年BSB(イギリススーパーバイク選手権)第9戦は8月21日にノーザンプトンシャーのシルバーストーン・サーキット(3.561km)で行われた。

第9戦 シルバーストーン
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 Honda CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racing Teamの清成龍一選手はヒート1では転倒後、再スタートを切って8位に入り、ヒート2では優勝した。チームメイトのマイケル・ルター選手は、ヒート1では転倒して15位、ヒート2でも4位に終わった。その結果、ランキングトップのルター選手とランキング2位の清成選手のポイント差は26ポイントに縮まっている。

 予選でポールポジションを獲得した清成選手は、ヒート1でホールショットを決めたが、すぐにルター選手に抜かれ、さらにレオン・ハスラム選手(ドゥカティ)にも抜かれて3番手に順位を落とした。

 アクシデント発生のため、5周目にレースは赤旗中断となり、再開されたレースは19周となった。今度はルター選手がホールショットを決め、清成選手は4番手につけていたが、その直後、清成選手はニューウッドコート・コーナーで転倒。再スタートを切った時点では最後尾となってしまった。

 しかし、そこからの清成選手の追い上げは素晴らしかった。4周目に1分26秒870というニューラップレコードをマークすると、レースの中盤で13位に上がり、最終的に8位まで順位をばん回したのだった。

 一方、ルター選手はグレゴリオ・ラビッラ選手(ドゥカティ)、ハスラム選手とトップ争いを繰り広げていた。しかし、ラスト2周でニューウッドコート・コーナーでフロントを滑らせて転倒。13位でコースに復帰したが、マシンのダメージが大きく、15位でヒート1を終えた。

 ライバルのラビッラ選手がポイントテーブルでも追い上げてきていたため、ルター選手と清成選手は気合を入れ直してヒート2に臨んだ。今回も清成選手がホールショットを決め、ルター選手が2番手で続いたが、1周目の終わりにセーフティーカーが入り、2周目に赤旗が出された。

 再開されたレースでも清成選手は序盤からトップに立ったが、ルター選手はラビッラ選手、ハスラム選手に続いて4番手につけた。

 その後、清成選手はラビッラ選手とトップ争いを繰り広げ、最終ラップに差を広げて優勝。今季10勝目を挙げた。ルター選手は3位のハスラム選手に迫っていたが、ヒート1でフロントタイヤが滑って転倒したことが精神的に影響して、無理ができず4位に終わった。

 次戦は8月29日にキャドウェルパークで行われる。残りは4戦(8レース)となり、チャンピオン争いもルター選手・316ポイント、清成選手・290ポイント、ラビッラ選手・286ポイントと接近している。

第9戦 シルバーストーン
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コメント

マイケル・ルター選手(15位/4位)
「今日の結果は、レース結果に関してもチャンピオン争いに関しても満足できるものではなかった。僕の目標はチャンピオンシップのポイント差を維持することだけど、今日はキヨ(清成選手)とラビッラに差をつめられてしまった。残りのレースでは、全戦で表彰台に上がって、2人に追いつかれないようにしなくてはいけない」

清成龍一選手(8位/優勝)
「シーズン後半の僕の目標は、毎回フィニッシュすることなので、今日はラッキーでした。普段はクラッシュすると再スタートできないのですが、ヒート1ではクラッシュしても再スタートしてポイントを獲得できました。転倒後は少しでも順位をばん回しようと、すごくハードに攻めましたが、攻めた甲斐がありました」

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決勝リザルト&ポイントランキング
レース1
順位 No. ライダー マシン タイム
1 36 G.ラビッラ
ドゥカティ
27:50.122 -
2 91 L.ハスラム
ドゥカティ
27:53.282 +3.160
3 1 J.レイノルズ
スズキ 28:00.226 +10.104
4 9 K.ハリス Honda 28:02.026 +11.904
5 75 G.リチャーズ
カワサキ 28:02.057 +11.935
6 12 D.トーマス
カワサキ
28:02.201 +12.079
7 3 G.メイソン Honda 28:06.355 +16.233
8 6 清成龍一
Honda 28:08.884 +18.762
11 4 S.プラター Honda 28:16.043 +25.921
12 65 J.レイ Honda 28:17.819 +27.697
15 2 M.ルター
Honda 28:35.465 +45.343
17 68 S.ブローガン Honda 28:42.659 +52.537
18 77 M.ナット Honda 28:47.660 +57.538
RT 37 D.ボーモント Honda 13:36.764 DNF
RT 14 J.マクギネス Honda 9:01.199 DNF
RT 74 K.クラーク Honda 9:20.100 DNF
レース2
順位 No. ライダー マシン タイム
1 6 清成龍一
Honda 23:15.938 -
2 36 G.ラビッラ
ドゥカティ
23:17.428 +1.490
3 91 L.ハスラム
ドゥカティ
23:23.358 +7.420
4 2 M.ルター
Honda 23:24.077 +8.139
5 75 G.リチャーズ
カワサキ 23:31.127 +15.189
6 12 D.トーマス
カワサキ
23:31.280 +15.342
7 3 G.メイソン Honda 23:32.008 +16.070
9 9 K.ハリス Honda 23:33.906 +17.968
11 65 J.レイ Honda 23:48.888 +32.950
15 74 K.クラーク Honda 24:11.897 +55.959
16 42 D.エリソン Honda 24:17.298
+1:01.360
RT 4 S.プラター Honda 10:25.447
DNF
RT 37 D.ボーモント Honda 10:32.884 DNF
RT 77 M.ナット Honda 3:36.396 DNF
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 M.ルター Honda 316
2 清成龍一 Honda 290
3 G.ラビッラ ドゥカティ 286
4 L.ハスラム ドゥカティ 208
5 G.リチャーズ カワサキ 182
6 K.ハリス Honda 145
8 G.メイソン Honda 116
9 M.ラバティ Honda 113
14 S.プラター Honda 69
16 J.レイ Honda 47
18 K.クラーク Honda 36
19 J.マックウィリアムス Honda 29
21 S.ブローガン Honda 17
23 D.ボーモント Honda 16
28 J.ラバティ Honda 8
33 M.ナット Honda 2
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  マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 414
2 ドゥカティ 348
3 カワサキ 205
4 スズキ 163
5 ヤマハ 114
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