British Superbike
モータースポーツ > イギリススーパーバイク選手権 > 第2戦 スラックストン 決勝レポート
レース
イギリス 第2戦 4月10日
スラックストン
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レース情報
ラウンド 開催日
01 3/28 ブランズハッチ
02 4/10 スラックストン
03 4/24 マロリーパーク
04 5/2 オールトンパーク
05 5/15 モンデロパーク
06 6/5 クロフト
07 6/26 ノックヒル
08 7/10 スネタートン
09 8/21 シルバーストーン
10 8/29 キャドウェルパーク
11 9/11 オールトンパーク
12 9/25 ドニントンパーク
13 10/9 ブランズハッチ
第2戦 スラックストン
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清成龍一、2戦連続ダブルウイン
決勝日:4月10日(日)
会場:スラックストン・サーキット

 2005年BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第2戦が4月10日にイギリスのハンプシャーにあるスラックストン・サーキットで行われ、CBR1000RRKに乗るHM Plant Honda Racing Teamの清成龍一が、開幕戦に引き続き今回もダブルウインを達成した。清成のチームメイト、マイケル・ルターも第1ヒートで2位、第2ヒートで3位に入っている。

第2戦 スラックストン
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 土曜日に行われた予選中に転倒し、左足のくるぶしを痛めた清成だったが、予選では5番手のポジションを獲得。だが、日曜日に行われた決勝レースの第1ヒートで、清成のスタートは決して良いものではなかった。

 しかし、清成は早い段階でHonda Racing UKのカール・ハリス、自分のチームメイトのルター、そしてショーン・エメット(ヤマハ)を次々と抜き去っていき、5周目にはトップに立った。

 一旦トップに立ったあとの清成に、敵はいなかった。最終的にルターに10秒近くの差をつけて優勝し、昨年の最終戦から数えて5戦連続優勝を飾ったのである。

 ルターはスタートでエメットに続いて2番手だったが、その後、後方から追い上げて来た清成に抜かれたことによって目を覚ました。すぐにエメットをかわして2位に上がると、そのまま清成に続いてチェッカーフラッグを受けたのである。3位にはドゥカティのグレゴリオ・ラビッラが入った。

 第2ヒートで清成とルターは、好スタートを切った。2人は快調に飛ばしていたが、6周目にトリスタン・パルマー(カワサキ)が転倒したためコース上にセーフティカーが介入。それまで清成が築いていたアドバンテージは一気に消滅し、後続ライダーが全員清成のすぐ後ろに並んでしまった。

 セーフティカーが退去したあと、清成を脅かしたのはラビッラだった。しかし、清成はラビッラを抑え切って優勝。2位ラビッラ、3位ルターの順で、第2ヒートを終えた。

 今シーズンに入って負けなしの清成は、2戦4レースを終えた段階で100ポイントを獲得し、ランキング2位のラビッラに28ポイント差をつけている。同3位はルターで69ポイントだ。

第2戦 スラックストン
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コメント

清成龍一(優勝/優勝)
「今日はすべてがうまくいきました。第1ヒートでは、一旦トップに立ったあと、速いラップタイムを刻むことに集中していました。第2ヒートでは、ラビッラと激しいバトルになりました。セーフティカーが入った時点で、それは予測できたことでした。でも、僕の使っていたミシュランタイヤが、レースディスタンスをもつということも分かっていたので、ラビッラを最後まで抑えきっていこうと考えました。そのため、優勝を確信できるまで全開で飛ばしたのです」

マイケル・ルター(2位/3位)
「第1ヒートでは優勝したかったが、2週間前のブランズハッチの時同様にキヨ(清成)は無敵だった。第2ヒートはさらに厳しいレースだったので、表彰台に上がれただけでハッピーだ。正直なところキヨに勝つために、何をやったら良いのかわからない。キヨは予選で転倒して負傷していたのに、2ヒートとも勝ってしまった。とにかくHM Plant Honda Racing Teamは最高の形で今シーズンここまできている」

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決勝リザルト&ポイントランキング
レース1
順位 No. ライダー マシン タイム
1 6 清成龍一
Honda 28:05.231 22laps
2 2 M.ルター
Honda 28:14.903 +9.672
3 36 G.ラビッラ
ドゥカティ
28:17.342 +12.111
4 91 L.ハスラム
ドゥカティ 28:21.022 +15.791
5 5 S.エメット
ヤマハ
28:21.048 +15.817
6 9 K.ハリス Honda 28:22.859 +17.628
12 3 G.メイソン Honda 28:50.380 +45.149
15 33 M.ラバティ Honda 28:51.527 +46.296
16 65 J.レイ Honda 28:57.020 +51.789
20 68 S.ブローガン Honda 29:07.208 +1:01.977
RT 74 K.クラーク Honda 27:19.880 DNF
RT 77 M.ナット Honda 15:52.155 DNF
RT 14 J.ラバティ Honda 10:46.918 DNF
RT 37 D.ボーモント Honda 4:00.877 DNF
RT 99 J.マックウィリアムス Honda - DNF
レース2
順位 No. ライダー マシン タイム
1 6 清成龍一
Honda 28:45.734 22laps
2 36 G.ラビッラ
ドゥカティ
28:46.178 +0.444
3 2 M.ルター
Honda 28:47.032 +1.298
4 5 S.エメット
ヤマハ
28:52.789 +7.055
5 75 G.リチャーズ
カワサキ 28:54.630 +8.896
6 12 D.トーマス
カワサキ
28:54.800 +9.066
8 9 K.ハリス Honda 28:56.126 +10.392
9 99 J.マックウィリアムス Honda 29:07.402 +21.668
11 74 K.クラーク Honda 29:08.068 +22.334
12 65 J.レイ Honda 29:09.190 +23.456
13 3 G.メイソン Honda 29:09.196 +23.462
14 68 S.ブローガン Honda 29:09.597 +23.863
17 33 M.ラバティ Honda 29:16.753 +31.019
19 37 D.ボーモント Honda 29:17.466 +31.732
21 77 M.ナット Honda 29:21.675 +35.941
RT 14 J.ラバティ Honda 17:34.160 DNF
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 清成龍一 Honda 100
2 G.ラビッラ ドゥカティ 72
3 M.ルター Honda 69
4 S.エメット ヤマハ 46
5 G.リチャーズ カワサキ 43
6 K.ハリス Honda 38
12 J.マックウィリアムス Honda 16
13 G.メイソン Honda 13
16 J.レイ Honda 7
18 K.クラーク Honda 5
19 D.ボーモント Honda 4
20 M.ラバティ Honda 3
23 S.ブローガン Honda 2
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  マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 100
2 ドゥカティ 72
3 ヤマハ 46
4 カワサキ 44
5 スズキ 24
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