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第8戦 ノックヒル
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リザルト
  レース1
  1 スマート
  2 ヘイドン
  3 加賀山就臣
レース2
1 ヘイドン
2 エメット
3 レイノルズ
リザルト一覧
ポイント
1 レイノルズ 290
2 ルター 252
3 加賀山就臣 208
ルター、依然としてチャンピオンを狙える位置につける

決勝日:7月4日(日) サーキット:ノックヒル・ファイフ・サーキット 天候:雨

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第8戦は7月4日に全長2.08qノックヒル・ファイフ・サーキットで行われた。25周のレースが2ヒート競われ、HM Plant Honda Racingのマイケル・ルター(Honda CBR1000RRW)は、第1ヒート9位、第2ヒート4位に入った。チームメイトの清成龍一は、第1ヒート10位、第2ヒート14位となっている。

 早朝降った大雨のため、第1ヒートのスタート前の時点でコースはウエットだった。しかし、ドライのレーシング・ラインが1本あったため、各ライダーはタイヤチョイスに頭を悩ませることになる。HM Plant Hondaでは、清成がミシュランのウエットタイヤを選んだのに対して、ルターがフロントにウエット、リヤにインターミディエート・タイヤを選択した。しかし、いずれのチョイスも最適とはならなかった。

 4列目のグリッドからスタートした清成は、抜群のスタートを切り、3周目には5番手に上がっていた。清成は最初の3分の1に関してはトップ5のポジションをキープすることができたが、その後、コースが乾いてきたため後退した。

 ルターは6番手で第1コーナーに飛び込んでいったが、1周目を終えた時点では15位だった。路面コンディションがルターの使用するインターミディエート・タイヤに適した状態になった頃、ルターは18番手で、トップを走行するスコット・スマート(カワサキ)に40秒以上の差をつけられていた。

 路面のコンディションがインターミディエート・タイヤにふさわしくなり、猛然と追い上げ始めたルターは、最終的に9位に入り、貴重な7ポイントを獲得して第1ヒートを終えた。清成もルターに続いて10位でゴールした。

 第2ヒートになると豪雨が降り始めたため、タイヤチョイスは容易になった。全員がウエットタイヤを選ばざるをえなかった。良いスタートを切ったルターはすぐに3番手に上がるが、最終的にライバルのジョン・レイノルズ(スズキ)に抜かれて4位となった。清成は周回遅れの14位で第2ヒートを終えたのである。

 現在ルターは252ポイントを獲得してランキング2位。トップのレイノルズとのポイント差は38だ。残りは5戦。ルターにもまだまだチャンピオン獲得の可能性は残されている。

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マイケル・ルター(9位/4位)
「第1ヒートより第2ヒートの結果の方がずっと良かった。厳密に言うと、第2ヒート中盤の路面コンディションが僕のセットアップに一番合っていた。実際にその時点では優勝も狙えそうだった。その後、ドライラインが出てきてしまい、表彰台のポジションを逃してしまった。トップ3のペースは驚くほど速かったので、僕も必死だった」

清成龍一(10位/14位)
「ノックヒルでレースに出るのが始めてだったので、いろいろと難しかったです。第1ヒートはスタートも良く、路面が濡れていた序盤は、上位を狙えるポジションにいました。でも、最後まで雨は降ってきませんでした。第2ヒートはスタートが良くなくて、追い越しが難しかったです。でも、両ヒートでポイントを取れたので、前回のブランズハッチの時よりはるかにましです。今後もシーズン残りのレースに関して成績を上げていきたいですね」

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