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第7戦 ブランズハッチ
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リザルト
  レース1
  1 レイノルズ
  2 エメット
  3 マクギネス
レース2
  1 ハスラム
  2 エメット
  3 加賀山就臣
  リザルト一覧
ポイント
  1 レイノルズ 261
  2 ルター 232
  3 エメット 186
 
不順な天候にHonda勢は苦戦

決勝日:6月20日(日) サーキット:ブランズハッチ・サーキット 天候:雨のち曇り

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第7戦は6月20日に1周4.16kmのブランズハッチ・サーキットで行われた。HM Plant Honda Racingのマイケル・ルター(Honda CBR1000RRW)は、1ヒート目-5位、2ヒート目-14位という結果だった。チームメイトの清成龍一は1ヒート目-18位、2ヒート目-20位と両ヒート共ポイント圏外に終わっている。

 20周で競われる第1ヒートのスタート前に豪雨となったため、各ライダーはタイヤチョイスに悩むことになった。ルターは2番手で1コーナーに飛び込んでいくが、急速に乾いていく路面の状況が、レースをさらに難しいものにした。

 11周目、クラッシュが発生し、セーフティカーが3周にわたってコースに進入した。再スタート後のレースでトップに立ったのはポイントリーダーのジョン・レイノルズ(スズキ)。ルターとショーン・エメット(ドゥカティ)、ジョン・マクギネス(カワサキ)、加賀山就臣(スズキ)の4人が残りの表彰台のポジションを争うことになった。

 結局ルターは5位で惜しくも表彰台を逃した。ちなみにルターが表彰台に上がれなかったのは、今季たった2度目である。

 第2ヒートも変わりやすい天候に左右されるレースとなった。今回ルターはマシンの不調のためトップグループについていくことはできなかった。レース後、ルターは2周目から電気系統に問題があったことを明らかにした。

 第2ヒートで優勝したのは、普段はスーパーバイク世界選手権に出場しており、今回ワイルドカードでBSBに出場したレオン・ハスラム(ドゥカティ)。レイノルズは途中までトップを走行していたが、終盤タイヤトラブルで後退した。レイノルズが7位に終わったことにより、ルターは14位だったとはいうものの、ポイント差を29点にとどめることができたのだった。

 清成は今回が初めてのブランズハッチの攻略にてこずっていた。悪天候のせいもあり、1ヒート目の18位に続き、第2ヒートでも20位とノーポイントに終わったのだった。

 2004年のBSBも残りは6戦。次戦は7月4日にノックヒルで行われる。

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マイケル・ルター(5位/14位)
「今回の天候状況はとても難しいものだった。1ヒート目はフロントとリアがドリフトしていて走りにくかったけど、精一杯プッシュした。とはいっても、タイトル争いのことを考えると転倒するわけにはいかなかった。また、レース前にタイヤを選んだ段階では、途中で路面状況が変化し、僕の選んだタイヤに合う状況になればよいと願っていたけど、実際には逆になってしまった。第2ヒートでは、2周目からマシンが不調になってしまった。でも、1点でも多くポイントを獲得しようと必死で走り続けた。雨のせいで電気系統に問題が出たのかもしれないが、このような状況のもとでテストしたことがほとんどないので分らない。今日は僕らにとってついていない日だったんだ。次のノックヒルでは巻き返しを図るつもりさ」

清成龍一(18位/20位)
「ブランズハッチは難しいコースです。今回僕はここが初めてだったうえに、天候が悪かったので苦戦してしまいました。慎重になりすぎてしまったと思います。出場したレースでポイント圏外に終わったのは、今シーズン初めてのことです。今回の結果にはすごくがっかりしていますが、応援してくれるチームのみんなのためにも次のレースで頑張ります」

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