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第6戦 スラックストン
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イギリス Round 6
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リザルト
  レース1
  1 ルター
  2 レイノルズ
  3 エメット
レース2
  1 エメット
  2 ルター
  3 ラビッラ
  リザルト一覧
ポイント
  1 レイノルズ 227
  2 ルター 219
  3 スマート 153
 
マイケル・ルターが今季3勝目を達成

決勝日:6月6日(日) サーキット:スラックストン・サーキット

 BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第6戦は、6月6日にイギリス南部のハンプシャーにあるスラックストン・サーキットで行われ、HM Plant Honda Racingのマイケル・ルター(Honda CBR1000RRW)は、第1ヒートで優勝。第2ヒートでは2位に入り、チャンピオンシップ・ポイントでもランキング首位のジョン・レイノルズ(スズキ)との差をつめた。

 鎖骨骨折のため2大会欠場していたチームメイトの清成龍一は、今戦から復帰し、第1ヒートでは13位、第2ヒートでは8位に入っている。

 序盤にクラッシュが発生したため、2ヒート制となった第1ヒートで、ルターは再スタートに失敗し、後方から追い上げることになった。チャンピオンシップ争いのライバル、レイノルズを追っていたルターは、レイノルズのチームメイト、グレゴリオ・ラビッラとレイノルズを捕らえ、抜き去った。

 終盤、合算タイムで2位かと思われていたルターだが、ここでドラマが起こった。トップを走行していたショーン・エメット(ドゥカティ)が、まだレースが終わっていないのに、優勝を祝うようなパフォーマンスを見せ、バランスを崩しそうになって後退。優勝をルターにプレゼントしたのだった。

 清成龍一は、スラックストンのコースが初めてであったのにもかかわらず、13位と健闘。第2ヒートに期待をつないだ。

 第2ヒートになると、ルターは良いスタートを切り、最初からエメットとレイノルズの後方につけた。3周目にファステストラップ(1分16秒329)をマークすると、4周目には、レイノルズがワイドにはらんだ隙に2位に浮上。その後、レイノルズはチームメイトのラビッラと接触して転倒。戦列を離れた。

 中盤、ルターはエメットを抜いて一時的にトップに立つが、その後、今度はラビッラがスリップストリームを使って首位の座を奪う。ここからこの3台は何度も順位を入れ替えることになるが、最終的にはエメットが優勝。ルターは2位に入り、ラビッラが3位となった。その結果、ルターは貴重な20ポイントを獲得し、ランキング首位のレイノルズとの差を8ポイントに縮めた。

 清成は、第2ヒートでは8位に入り、ランキングでも7位に浮上している。

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マイケル・ルター(1位/2位)
「1ヒート目は本当にラッキーだった。マシンの調子は良かったけど、勝てるとは思っていなかった。第2ヒートの方が僕にとっては良いレースだった。でも最終的にショーン・エメットには追いつけなかった。ジョン・レイノルズがクラッシュしたことは知らなかった。自分の後ろで何が起こっているかなんて気にしていないからね。これでレイノルズとのポイント差も縮まったので、前戦のモンデロパークでのレースを終えたあとよりずっといい気分だ」

清成龍一(13位/8位)
「第1ヒートは、まだコースを完全には把握していなかったのとグリップ不足で手こずりました。でも、実際の13位という順位より良い感触を掴んでいたんです。第2ヒートは、第1ヒートよりはるかに良い感じでラップタイムも速くなっていました。もう少し前の方のグリッドからスタートしていれば、もっと上の順位でフィニッシュできていたと思います。今日はずいぶん成果があったので、次のブランズハッチのレースが楽しみです」

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