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Round06アメリカミネアポリス

2019年2月9日(土)・決勝

会場 : U.S. Bank Stadium

第6戦 ミネアポリス

ロクスンがポイントリーダーに再浮上

MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権第6戦が、ミネアポリスで行われました。アメリカ中西部(内陸北部)を襲った大寒波により、当地では1月最終週にマイナス33℃を記録。今大会への影響が危ぶまれましたが、開催当日は天候も回復して、気温もマイナス10℃台まで上昇しました。

ミネアポリスにおけるスーパークロスは、東京ドームのモデルになったHHHメトロドームで長年開催されてきましたが、現在は2016年にオープンしたUSバンク・スタジアムが会場です。透明な屋根にカバーされた密閉式ドーム内には暖房が行き届いており、屋外とは別世界の雰囲気が満ちています。昨年2月には第52回スーパーボウルがここで行われ、6万7000人以上の観衆を集めました。

パドックは雪のため、普段のようにトランスポーターと備え付けのオーニングの下でマシンを整備することができず、ほぼ全チームがスタジアム内の通路にピットを仮設しました。Team Honda HRCは、タイヤとサスペンションに電熱ウォーマーを巻いて準備しました。

今大会を起点に米国中部から東部を巡る日程になりますが、会場としてはフットボール用のドームスタジアムがしばらく続きます。長方形フィールドに作られるコースは、軟質でわだちの多い路面になる傾向が強く、ここミネアポリスも例外ではありません。コースコンディションは、昼過ぎから始まった計時予選の初期段階から、ジャンプやフープスの角などが崩れやすくなっていました。

ナイトプログラムの予選ヒート2では、ジャスティン・ブレイトン(Smartop Bullfrog Spas Honda)がトップでチェッカーを受け、メインレースに駒を進めました。ブレイトンはマディコンディションとなった前戦サンディエゴにおいて、手の負傷により予選ヒートで敗退。ラストチャンスへの出走を見合わせる事態だっただけに、1週間後のカムバックはHondaファンへの朗報になりました。

メインレースのスタートでは、ケン・ロクスン(Team Honda HRC)が3番手、コール・シーリー(Team Honda HRC)が7番手につけました。テクニックの差が出にくいコースレイアウトだったこともあり、トップ数台が連結されたような状態で走行。ロクスンは前半、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)、クーパー・ウェブ(KTM)の直後につけていました。

15周目にリーダーがウェブに入れ替わったあと、サバッチー相手のバトルに手こずったロクスンでしたが、パッシングポイントでも無理に仕掛けず、満を持して21周目で攻略に成功。ウェブには逃げられましたが、冷静に2位フィニッシュした結果、シリーズのポイントリーダーに返り咲きました。シーリーは6周目に他車と接触して転倒。15番手にポジションを落としたあと、11位までばん回してレースを終えました。

西部で行われる序盤5戦を消化した今、ロクスンはフロリダの自宅へ拠点を移しました。先週のサンディエゴでは、主催者がコースに撒いた石灰で化学火傷を負ったため練習不足でしたが、今後は徐々に通常のメニューに戻すことになっています。シーリーはまだカリフォルニアに残っていますが、2月末までにはフロリダの自宅へ引っ越し東部転戦に備えます。

コメント

ケン・ロクスン(2位)ケン・ロクスン
「スタートでちょっとウイリーしてしまったのですが、なんとか3番手につけました。わだちが増えて全員が同じようなラインを通るようになったので、なかなか抜きどろが見つからないままずっと3番手を走っていました。乗れていたんですが、とにかくパッシングポイントがなくて、クーパー・ウェブがジョーイ・サバッチーを抜いたあとは、逃げられてしまいました。もっと速い段階でクリアラップがあれば、終盤に追い付いて仕掛けることもできたはずですが、あのようなコーナーの連続と接戦の中で、強引にインに突っ込んでぶつかるようなバカげたミスはしたくなかったです。ちょっと時間をかけすぎたかもしれません。優勝したいことは確かですが、2位でポイントリーダーに戻れたことと、ケガをしなかったことがなによりです」

コール・シーリー(11位)コール・シーリー
「コースレイアウトが単純で簡単だったので、タイムアタックの結果も僅差でしたね。レースになればスタートの成否が物を言うことは分かっていたんですが、残念ながらヒートレースではあまりうまく決まりませんでした。それでも後半はライン取りもスピードもよく、決勝への材料として好感触を得ました。メインレースでは乗れていたんですが、10分経過を示すハーフウェイサインが出る前に、抜こうとしていたほかのライダーと交錯してしまったんです。再スタート後はマシンが少しダメージを受けていたものの、何台か抜くことができました。自分の走り自体はよかったと思いますが、少しツキがなかったようです。この調子でがんばり続けて、運が巡ってくるのを待つだけです」

エリック・キーホー(Team Honda HRC監督)
「まだ6戦しか消化していませんが、ケンが2位に入賞してポイントリーダーに再浮上できたので、すばらしい週末でした。コースコンディションはこれまでの5戦とは異なるもので、ほとんど1本ラインだったので、スタートが重要でした。我々はその点に腐心してきましたが、ケンは見事に決めてくれました。メインレースでは終始トップグループが固まって接戦になっていましたが、ケンは辛抱強さを発揮してくれました。長い目で見ればこれはとても大事なことです。残念ながらコールは思うようなリザルトを残せませんでしたが、スピードが戻ってくるなど好調を取り戻しています。トップグループのすぐ後ろをマークして非常に乗れていたんですが、他車との接触で転倒してしまいました。復帰後のスピードもすばらしかったし、自信を積み上げれば、もっと上位でフィニッシュできるはずです」

450SX リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 2 C.ウェブ KTM 21'04.563
2 94 ケン・ロクスン Honda +03.190
3 25 M.ムスキャン KTM +10.695
4 17 J.サバッチー カワサキ +15.423
5 10 ジャスティン・ブレイトン Honda +18.325
6 3 E.トーマック カワサキ +21.942
         
11 14 コール・シーリー Honda +49.565
12 42 ビンス・フリージー Honda +1Lap
17 41 ベン・ラメイ Honda +2Laps

450SX ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1 94 ケン・ロクスン Honda 125
2 2 C.ウェブ KTM 124
3 3 E.トーマック カワサキ 123
4 25 M.ムスキャン KTM 123
5 15 D.ウィルソン ハスクバーナ 95
6 51 J.バーシア ヤマハ 88
         
10 14 コール・シーリー Honda 77
11 10 ジャスティン・ブレイトン Honda 70
12 42 ビンス・フリージー Honda 65
19 41 ベン・ラメイ Honda 28
22 805 カーレン・ガードナー Honda 18
23 27 マルコム・スチュワート Honda 17
30 941 アンジェロ・ペレグリーニ Honda 4
32 99 オースティン・ポリテッリ Honda 3

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