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Round05アメリカサンディエゴ

2019年2月2日(土)・決勝

会場 : PETCO Park

第5戦 サンディエゴ

ロクスンがマディに苦しみながらも3位をゲット

MONSTER ENERGY AMA SUPERCROSS/FIM世界選手権の第5戦がサンディエゴで開催されました。今シーズンは開幕から天候不順に見舞われていましたが、今大会は第1戦アナハイムよりもさらに厳しいマディコンディションとなりました。

サンディエゴにおけるスーパークロスは意外と降水確率が高く、直近10年の記録を振り返ってみると、雨が3回、雨のち曇りが2回、晴れが5回という巡り合わせになっています。前夜や当日朝までの降雨であれば、ある程度の予防やコース改修も可能なのですが、今回は夕刻から降り出した強い雨によって、状況がサンディエゴ史上ワーストレベルに悪化してしまいました。

主催者は雨雲の動向をレーダーで観測しながら、タイムスケジュールを2度変更しました。トラックウォーク(コース下見)を例に挙げれば、通常であれば10時30分から始まるところですが、コースがビニールシートで覆われていたため実施できず、いったん13時に変更されたあと、さらに15時45分まで延期されました。あいにくシートが撤去されると同時に雨が降り出し、木曜日の雨などにより既にウエットだった路面はマディへの一途をたどりました。

会場のペトコパークはダウンタウンに位置しているため、隣接した区画にパドックを設けることができず、スタジアムから離れた駐車場まで公道を数百メートルほど走って行き来しています。スタジアムの構造的に屋内部分が少ないこともあり、ライダーとメカニックはレインウエアで雨をしのぎながら出走を待つこととなりました。

17時過ぎから行われた1回のみの計時予選では、コール・シーリー(Team Honda HRC)が11位、ケン・ロクスン(Team Honda HRC)が12位という異例の結果にとどまりました。マディでペースが上がらず、ラップタイムは1分を上回るものとなりました。ヒート1ではロクスンがトップフィニッシュを果たしましたが、ヒート2ではシーリーがボーダーラインの9位で通過。決勝でのゲートピックが極端に分かれる2人となりました。

15分+1周に短縮されたメインレースでは、泥沼のようになったストレートで好発進を決めたロクスンが、見事なホールショットを獲得しました。しかし、3コーナー手前の深いわだちで転倒し、イーライ・トーマック(カワサキ)、ジャスティン・ボーグル(KTM)、ジャスティン・バーシア(ヤマハ)に先行を許します。ロクスンは終盤、2番手まで浮上してトーマックを追走しましたが、最終ラップでミスしたすきをマービン・ムスキャン(KTM)に突かれ、3位でチェッカーを受けました。

不利なゲートピックだったシーリーは、スタート12番手付近からトップ10入りしましたが、コーグルを交換するため3周目にピットイン。その際に最後尾までポジションを失い、復帰後も転倒などでペースが回復せず、14位フィニッシュにとどまりました。

今大会終了時点のシリーズランキングは、首位がトーマックに入れ替わり、4点ビハインドの位置にロクスンとムスキャンがつけています。

 

コメント

ケン・ロクスン(3位)
ケン・ロクスン 「本当に妙な一日でした。夕方の5時までコースを走ることができず、しかもタイムドプラクティスは1回だけでした。12番手のタイムには納得できませんが、コースコンディションがひどかったので仕方ありません。結果論ですが、雨が強く降り出す前にトラックウォークとプラクティスを1回でも済ませていた方が、よかったのではないでしょうか。朝からコースをカバーしておいて、夕方シートを退けた途端に雨が降り出したわけですから……。ヒートレースではスタートから飛び出して勝てましたし、メインレースで自由にゲートを選べるので非常に大きなアドバンテージになりました。メインレースでも好スタートを切ることができましたが、とんでもないマディコンディションの中、1コーナーで転倒しそうになりました。なんとか持ちこたえてホールショットを取ったのですが、3コーナーで転倒してしまったので腹が立ちました。こういうコンディションのときは先頭が圧倒的に有利で、それ以外のポジションは走りたくありません。だから4番手あたりまで下がってしまったのは、つらかったです。レースの大部分は3番手を走っていたはずですが、2番手になったと思った矢先、最終コーナーの手前でマービン(ムスキャン)に抜かれてしまったので、悔しいです。それに関して言うなら、とにかくあちこちであり得ないことが起きていて、1周で10秒差が開いたり詰まったりするほど混乱していたのです。それでも表彰台に立てたし、ケガなく終われたことがうれしいですね。西海岸ラウンドを無傷で全うできたのは、ずいぶん久しぶりのことなので、その点では喜べることですし、今後のシーズンに対する期待が高まります」

コール・シーリー(14位)
コール・シーリー 「今夜は大荒れでしたね。今までの経験を振り返ってみて、最も難しいマディレースの一つだったと断言できます。雨でタイムスケジュールが変更されたので、ずいぶん時間を持て余しました。5時から行われたタイムドプラクティスでは、ライディングを楽しめましたし乗れている感触もあったのですが、ヒートレースではいろいろ問題があり、決勝進出ぎりぎりだったので最悪のゲートピックになってしまいました。メインレースではそれほど好スタートが切れなかったので、2~3周でゴーグルを交換するためピットインしなければなりませんでした。そのあとも何度か転倒しました。コースでは正にサバイバル合戦が行われていました。リザルトには納得していませんが、まだシーズンは始まったばかりです。来週からはドームスタジアムを転戦するので、本来のポジションにカムバックできたらと思っています」

エリック・キーホー(Team Honda HRC監督)
「ケニー(ロクスン)がメインレースでみせたホールショットはすごかったですし、今夜は彼にとって最高でした。こういうマディレースでは、いろいろなことが発生して状況が悪化しがちですが、ポディアムに登壇できてポイント的にもリーダーから4点差というのは上出来です。最終ラップで2位を逃したことに落胆する気持ちは分かりますが、ポジティブな要素もたくさんありました。コールにとってはメインで転倒するなど、厳しいレースになりました。ヒートレースの結果、外側のゲートからスタートするしかなくて、それが功を奏したかもしれませんが実際はうまくいきませんでした。コール(シーリー)だってマディコンディションは好きではありません」

450SX リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
13E.トーマックカワサキ17'02.392
225M.ムスキャンKTM+04.199
394ケン・ロクスンHonda+07.266
419J.ボーグルKTM+28.336
522C.リードスズキ+43.520
67A.プレッシンガーヤマハ+45.709
 
1142ビンス・フリージーHonda+1Lap
1414コール・シーリーHonda+1Lap
1541ベン・ラメイHonda+1Lap
16805カーレン・ガードナーHonda+2Laps

450SX ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
13E.トーマックカワサキ106
225M.ムスキャンKTM102
394ケン・ロクスンHonda102
42C.ウェブKTM98
54B.バゲットKTM80
615D.ウィルソンハスクバーナ80
 
1014コール・シーリーHonda65
1142ビンス・フリージーHonda54
1210ジャスティン・ブレイトンHonda52
1841ベン・ラメイHonda22
21805カーレン・ガードナーHonda18
2327マルコム・スチュワートHonda17
28941アンジェロ・ペレグリーニHonda4
2999オースティン・ポリテッリHonda3

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