ウインダムが2位に入り、ランキング2位でシーズンを終える
2008年5月3日(土)
決勝 |
会場:サムボイド・スタジアム
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2008年AMAスーパークロス・シリーズ第17戦(最終戦)が5月3日にネバダ州ラスベガスのサムボイド・スタジアムで行われ、CRF450Rに乗るケビン・ウインダム(GEICO Powersports Honda)が2位に入った。
チャンピオン争いが最終戦までもつれこみ、近年では一番エキサイティングだった今シーズン。ランキング2位につけるウインダムは、ランキングトップのチャド・リード(ヤマハ)に10ポイントのビハインドで最終戦を迎えた。
予選のヒート1では、デビ・ミルサップス(Honda Red Bull Racing)とチームメートでランキング3位を争うライバルのアンドリュー・ショートが1-2フィニッシュを決めた。
ヒート2はウインダムとリードの対決となったが、ウインダムがリードに9秒差をつけて優勝した。その結果、メインイベントに向けてのファンの期待は最高潮に達した。
メインイベントでホールショットを決めたのはミルサップス。ウインダムは2番手、ショートが3番手、リードは6番手につけた。
3周目までトップを走行していたミルサップスだったが、4周目にウインダムがミルサップスを抜いてトップに立った。2人はそのまま1-2のポジションで1周走行したが、5周目にミルサップスが転倒。ショートが2番手に上がった。この時点でリードはショートの背後、3番手に上がっていた。
ショートは10周目までリードを抑えていたが、その後、リードが2番手に上がった。ウインダム対リードの対決はしばらく続いたが、14周目にリードがトップに立ち、そのまま首位を保ってチェッカーフラッグを受けた。
2位にはウインダムが入り、3位はショートとなった。再スタートを切ったミルサップスは5位で最終戦を終えた。
その結果、2008年AMAスーパークロスのチャンピオンはリード(365ポイント)となり、ランキング2位にウインダム(352ポイント)が入った。し烈なランキング3位争いを制したのはショート(281ポイント)。ショートのチームメートのミルサップス(278ポイント)はランキング4位となった。
併催されたスーパークロス・ライツクラスは、今回、WestとEastのトップライダーが競い合うシュートアウトの形式で行われた。EastのチャンピオンでCRF250Rに乗るトレイ・キャナード(GEICO Powersports Honda)は3位、Westで活躍したチームメートのダン・リアドンが4位に入った。
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