ウインダムが今季4勝目
2008年4月26日(土)
決勝 |
会場:クエスト・フィールド
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2008年AMAスーパークロス・シリーズ第16戦が4月26日にワシントン州シアトルのクエスト・フィールドで行われ、ケビン・ウインダム(Torco Racing Fuels Honda)が今季4勝目を挙げた。
予選のヒート1ではウインダム、デビ・ミルサップス(Honda Red Bull Racing)、ジョシュ・グラント(Torco Racing Fuels Honda)の3人が1-2-3フィニッシュを決めた。ヒート2ではミルサップスのチームメートのアンドリュー・ショートがチャド・リード(ヤマハ)に続いて2位に入った。
メインイベントでホールショットを決めたのはショート。しかし、すぐにウインダムがトップのポジションを奪った。ポイントランキングでトップにつけるリードは、1コーナーで転倒。再スタートを切ったときには19番手だった。
3周目、2番手との差を広げて独走態勢を築こうとしていたウインダムのマシンのリアホイールに、コースマーカーのリボンが絡まってしまった。ウインダムは一度止まってリボンを取り除かなくてはならず、その間に、ショート、ミルサップス、ティム・フェリー(カワサキ)、グラントがウインダムの横を通過していった。
ウインダムは5番手で戦列に復帰。ウインダムがひとつずつ順位をばん回している間に、リードも後方から追い上げていた。
ショートは20周のレースのうち15周トップを走行したが、ラスト3周でウインダムに抜かれて2番手に落ちた。さらにリードもチェッカーフラッグ直前にショートを抜いて2位でフィニッシュした。
こうしてチャンピオン争いは最終戦にもつれ込むことになった。ランキングトップにつけるリード(340ポイント)と同2位のウインダム(330ポイント)のポイント差は10ポイント。5月3日にラスベガスで行われる最終戦でウインダムが優勝した場合、リードが7位以下に終わればウインダムのチャンピオンが決定する。
ミルサップス(262ポイント)とショート(261ポイント)のランキング3位争いもし烈になっている。
併催されたスーパークロス・ライツ Westの最終戦では、CRF250Rに乗るダン・リアドン(Torco Racing Fuels Honda)がスタート直後にクラッシュしてリタイアに終わった。その結果、リアドンはランキング7位でシーズンを終えている。
第17戦(スーパークロス最終戦)は5月3日にラスベガスのサムボイド・スタジアムで行われる。
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