ケビン・ウインダムが3位表彰台
2008年3月15日(土)
決勝 |
会場:メトロドーム
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2008年AMAスーパークロス・シリーズ第11戦が3月15日にミネソタ州ミネアポリスのメトロドームで行われ、CRF450Rに乗るケビン・ウインダム(Torco Racing Fuels Honda)が3位に入って表彰台に上がった。
予選のヒート1ではデビ・ミルサップス(Honda Red Bull Racing)がチャド・リード(ヤマハ)に続いて2位。ヒート2ではウインダムが圧勝し、地元出身でルーキーのライアン・ダンジー(スズキ)が2位に入った。
4万人の観客を集めて行われたメインイベントで、ホールショットを奪ったのはダンジー。2番手にもルーキーのジョシュ・ヒル(ヤマハ)がつけた。ウインダムは3番手につけて、順位を上げるチャンスをうかがう展開となった。
4周目、スタートに失敗して、後方から追い上げてきたリードがウインダムを抜いて3番手に上がった。この時点でのトップはヒルに変わり、ダンジーは2番手に順位を落とした。
7周目、リードがダンジーを抜いて2番手に浮上。しかし、リードは8周目にフープスでクラッシュし、エンジンをストールさせてしまった。その間にウインダムは3番手に上がり、リードは8番手で再スタートを切った。
最終的にはヒルがダンジーに5秒差をつけてAMAスーパークロス初優勝を飾った。2位はダンジー、3位にウインダムとなった。アンドリュー・ショート(Honda Red Bull Racing)が4位、ミルサップスは6位だった。
第11戦を終えて、ランキングトップはリード(237ポイント)。ランキング2位のウインダム(220ポイント)は6戦を残してリードとの差を17ポイントに縮めた。同3位にはショート(172ポイント)がつけ、ミルサップス(164ポイント)は同4位に続いている。
併催されたスーパークロス・ライツ Eastでは、CRF250Rに乗るジョシュ・グラント(Torco Racing Fuels Honda)がホールショットを決めて最終ラップまでトップを走行したが、最終ラップにライアン・ビロポート(カワサキ)に抜かれて2位となった。連勝を続けていたポイントリーダーのトレイ・キャナード(Torco Racing Fuels Honda)は、プラクティス中にマシンにダメージを与えてしまった影響で、今回は4位に終わっている。
第12戦は3月29日にカナダ・トロントのロジャース・センターで行われる。
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