ショートが3位で表彰台に上がる
2008年3月1日(土)
決勝 |
会場:RCAドーム
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2008年AMAスーパークロス・シリーズ第9戦が3月1日にインディアナ州インディアナポリスのRCAドームで行われ、アンドリュー・ショート(Honda Red Bull Racing)が3位に入って表彰台に上がった。
RCAドームでスーパークロスが行われるのは今回が最後。来年以降は、今大会の終了後に解体が予定されているRCAドームに代わって、南側に新設されるルーカス・オイル・スタジアムで開催される。
予選のヒート1ではチャド・リード(ヤマハ)が優勝。ケビン・ウインダム(Torco Racing Fuels Honda)が2位に入った。ヒート2では先週行われたヒューストン大会でスーパークロス初優勝を飾ったデビ・ミルサップス(Honda Red Bull Racing)がスタート・トゥ・フィニッシュを決めた。
メインイベントではリードがホールショットを奪い、ライアン・ダンジー(スズキ)とショートがリードのあとを追った。その後、背後から追ってきたミルサップスがウインダムとダンジーを抜いて3番手に上がった。
3周目、ウインダムもリズムに乗ってミルサップスを抜いた。ショート、ダンジー、ウインダム、ミルサップスのバトルにさらにジョシュ・ヒル(ヤマハ)も加わり、2位争いはし烈な展開となっていった。
一刻も早く2位争いのバトルから抜け出したかったミルサップスは、ウインダムを抜き、さらにチームメートのショートのリアホイールまで迫った。ミルサップスの猛チャージを察したショートも譲らず、2人はすばらしいバトルを展開した。
アトランタでティム・フェリー(カワサキ)と繰り広げた大接戦を思い出したかのように、ショートはミルサップスと接戦を繰り広げながらヒルを追った。
17周目、ヒルを抜いて2位に上がっていたミルサップスが転倒。コースサイドのバリアにはばまれ、再スタートを切るのに手間取った。その結果、ミルサップスは17位でレースを終えることとなった。
優勝したのはリード。2位にヒルが入り、ショートは3位で表彰台に上がった。ウインダムも5位でレースを終えている。
併催されたスーパークロス・ライツ Eastでは、CRF250Rに乗るトレイ・キャナード(Torco Racing Fuels Honda)がホールショットを奪い、そのまま他のライダーを全く寄せ付けず、2連勝目を飾った。
第9戦を終えてランキングトップはリード(209ポイント)。ウインダム(175ポイント)はランキング2位で、同3位にはショート(141ポイント)がつけている。ミルサップス(127ポイント)は同5位だ。
第10戦は3月7日にデイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
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