ウインダムが2位、ミルサップスが3位で表彰台に上がる
2008年1月26日(土)
決勝 |
会場:AT&Tパーク
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2008年AMAスーパークロス・シリーズ第4戦が1月26日にカリフォルニア州サンフランシスコのAT&Tパークで行われ、ケビン・ウインダム(Torco Racing Fuels Honda)が2位、デビ・ミルサップス(Honda Red Bull Racing)が3位に入った。
冬のサンフランシスコは、寒く、雨が多いことで有名だが、今回はまさにその通りの天候となった。アナハイムのエンジェル・スタジアムで行われた開幕戦と同様に、今回も大会直前まで雨が降り続いたため、マディでスリッピーなコースコンディションとなり、ミスが許されない状況となった。
コースコンディションが悪いため、メインイベントはスーパークロスが20周から15周に、スーパークロス・ライツは15周から10周に短縮されて行われた。
予選のヒート1ではCRF450Rに乗るウインダムがマイク・アレッシ(スズキ)に15秒差をつけて勝利。幸先のいいスタートを切った。アンドリュー・ショート(Honda Red Bull Racing)も3番手に入ってメインイベントに駒を進めた。
ヒート2ではチャド・リード(ヤマハ)に続いてミルサップスが2番手に入り、ミルサップスのチームメート、イバン・テデスコ(Honda Red Bull Racing)も3位でヒート2を終えた。
メインイベントでホールショットを決めたのはティム・フェリー(カワサキ)。すぐにウインダムがフェリーを抜いてトップに立ち、そのまま4周目までリードを保った。ミルサップスもウインダムの後方につけ、4周目にトップに立つ。テデスコはフェリーと3位争いを繰り広げていた。
ミルサップスに抜かれた直後、ウインダムはジャンプの着地でバランスを崩した。ウインダムは転倒こそ免れたが、その間に、スタートで出遅れて後方から追い上げていたリードに抜かれた。トップのミルサップスもセーフティブロックにぶつかって転倒。リードがトップに立った。
最終的にノーミスでレースを終えたリードが優勝。ウインダムは2位という今シーズン最高の成績を残し、今季3度目の表彰台に上がった。ミルサップスは3位で今シーズン初表彰台。4位にはプライベートでCRF450Rを走らせているヤコブ・マーサックが入った。テデスコは6位、ショートは13位に終わっている。
4戦を終えてランキングトップはリード(97ポイント)。2位はウインダム(78ポイント)で、5位にテデスコ(53ポイント)、6位ショート(51ポイント)、8位にミルサップス(43ポイント)となっている。
併催されたスーパークロス・ライツ Westでは、CRF250Rに乗るダン・リアドン(Torco Racing Fuels Honda)が4位に入った。
第5戦は2月2日にアナハイムのエンジェル・スタジアムで行われる。
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