ケビン・ウインダムが5位入賞
2008年1月5日(土)
決勝 |
会場:エンジェル・スタジアム
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2008年AMAスーパークロス・シリーズがいよいよ始まった。開幕戦は1月5日にカリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアムで行われ、Honda勢ではケビン・ウインダム(Torco Racing Fuels Honda)が5位入賞を果たした。
2008年シーズン、AMAスーパークロスに臨むHondaの陣容は、Honda Red Bull Racingとしてはデビ・ミルサップス、アンドリュー・ショート、イバン・テデスコ、ベン・タウンリー、Torco Racing Fuels Hondaとしては、ケビン・ウインダム、ジョシュ・グラント、ジェイク・ウェイマー、トレイ・キャナード、ダン・リアドンという顔ぶれとなっている。
皆が待ちわびていた開幕戦。しかしウインターストームによる雨が降り続いたため、エンジェル・スタジアムに設けられたコースはドロドロになっていた。
決勝レースに先立って行われた予選のヒートレースで、CRF450Rに乗るウインダムは、昨年のAMAスーパークロス・チャンピオン、ジェームス・スチュワート(カワサキ)に続いて2番手に入った。テデスコとショートの2人もウインダムのすぐ後方でヒートレースを終えた。
20周の決勝レースが始まると、ホールショットを奪ったのはヤマハのグラント・ラングストン。チャド・リード(ヤマハ)もラングストンに続いた。しかし、その後方でスチュワートが転倒したため、後続ライダーの多くがこれに巻き込まれた。その中にはウインダムやテデスコも含まれていた。
1周目の終わりにはトップに立っていたリードも2周目に軽く転倒して順位を落とした。だが、4周目には再びトップに浮上。1周目の1コーナーで転倒したスチュワートも再スタートを切って次々と順位を上げ、レース中盤には2番手に上がっていた。
最終的にスチュワートはリードに追いつくことができず、2位でフィニッシュ。開幕戦の勝利はリードが手にした。
Honda勢ではウインダムが5位まで順位をばん回し、ミルサップスが7位、ショートが8位となった。
併催されたスーパークロス・ライツ Westでは、CRF250Rに乗るダン・リアドン(Torco Racing Fuels Honda)がホールショットを奪い、5周目までトップを走行したが、4位でレースを終えた。
第2戦は1月12日にアリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドで行われる。
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