メインイベントで、ミルサップスは1周目に2位につけていたが、2周目に転倒。再スタートを切った時点では5番手だった。その時点で4番手にはウインダムがつけていた。ウインダムはスタートが悪かったが、4位まで追い上げていた。
7周目、CRF450Rに乗るウインダムとミルサップスは、マイケル・バーン(スズキ)を抜いて3位と4位に浮上。さらにトラブルで止まっていたティム・フェリー(カワサキ)を抜いて2位と3位に上がった。8周目には、ミルサップがトリッキーなリズム・セクションでウインダムをかわして2位に上がった。
トップを走行していたのはジェームス・スチュワート(カワサキ)。スチュワートはそのまま優勝して、'07年度のAMAスーパークロス・チャンピオンを獲得した。2位にミルサップス、3位ウインダムの順でゴール。さらに5位にはミルサップスのチームメート、アンドリュー・ショートが入った。
8位にはデビッド・ビーラマン(MDK/Honda)、9位ジョシュア・サミー(Honda)となったので、Honda勢はトップ10に5人のライダーが入った。
併催された西部地区ライツ・シリーズの最終戦では、CRF250Rに乗るジェイク・ウェイマー(SoBe/No Fear/Samsung/Honda)が4位に入った。
15戦を終えて、スチュワート(360ポイント)がチャンピオンを決めている。Honda勢トップのウインダムは、220ポイントを獲得してランキング4位につけている。
第16戦(最終戦)は5月5日にラスベガスのサムボイド・スタジアムで行われる。スーパークロスでは、シリーズ序盤を負傷のため欠場していたが、終盤調子を上げてきたTeam Hondaのミルサップスやショート、そしてウインダムの活躍が期待される。ライツ・クラスでは両地区シリーズで戦ったライダーが対決するシュートアウトが開催される。 |