予選のヒートレースではCRF450Rに乗るデビ・ミルサップス(Team Honda)がジェームス・スチュワート(カワサキ)に続いて今季最高位の2位に入った。昨年、東部地区ライツ・シリーズでチャンピオンになったミルサップスは、今季はシーズンオフに負傷したためシーズン前半を欠場していたが、復帰後調子を上げてきている。
メインイベントではチャド・リード(ヤマハ)がホールショットを決めた。ランキングトップにつけるスチュワートは、スタート直後の1コーナーでコースアウトし、その後、最後尾から追い上げる展開となった。
最終的に優勝したのはスチュワート。2位にリード、3位ティム・フェリー(カワサキ)と続いた。ミルサップスはデビッド・ビーラマン(MDK/Honda)とのバトルを制して6位入り、今季最高の成績を残した。
ミルサップスのチームメートで、ミルサップス同様シーズンオフに負傷し、ヒザの手術を受けたアンドリュー・ショート(Team Honda)が今回から復帰を果たし、8位に入った。
ケビン・ウインダム(SoBe No Fear/Samsung/Honda)はメインイベントの1周目にメカニカルトラブルに見舞われてリタイアしたが、ランキング4位のポジションに変わりはない。
また先週、テストコースで練習中に肩を脱臼したトラビス・プレストン(SoBe No Fear/Samsung/Honda)は今シーズン残りのレースを欠場することになった。
併催された東部地区ライツ・シリーズでは、CRF250Rに乗るトミー・ハーン(Team Honda)が8位に、ビリー・ラニノビッチ(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が12位に入った。
12戦を終えて、スーパークロスのランキングトップはスチュワート(285ポイント)。Honda勢ではウインダムがランキング4位(167ポイント)につけている。
次戦は3月31日にテキサス州アービングのテキサス・スタジアムで行われる。 |