デイトナ・スピードウイークの一環として、デイトナ200やスーパーバイク・レースと並行して行われたスーパークロス。デイトナのコースは、シリーズ中でも最も全長が長く、ライダーにとって厳しいコースとなっている。
メインイベントではカイル・ルイス(MotoXXX/Honda)がホールショットを奪ったが、すぐにジェームス・スチュワート(カワサキ)がトップに立った。CRF450Rに乗るケビン・ウインダム(SoBe No Fear/Samsung/Honda)も抜群のスタートを切り、3周の間、スチュワートに続いて2位につけた。
その後、チャド・リード(ヤマハ)とリッキー・カーマイケル(スズキ)が後方から追い上げてきたためウインダムは順位を落とし、最終的に5位でフィニッシュした。
優勝したのはスチュワートで、2位カーマイケル、3位リードとなった。
Team Hondaのデビ・ミルサップスは1周目を9位で終え、その後一時7位に上がったが、最終的に9位でフィニッシュ。デビッド・ビーラマン(MDK/Honda)はミルサップスよりひとつ上の8位に入っている。トラビス・プレストン(SoBe No Fear/Samsung/Honda)は1周目に転倒し、再スタートを切ることができずにリタイアした。
併催された東部地区ライツ・シリーズでは、CRF250Rに乗るトミー・ハーン(Team Honda)が今季最高位の2位に入り、ビリー・ラニノビッチ(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が4位、ライアン・サイプス(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が9位に入った。
10戦を終えて、スーパークロスのランキングトップは今季7勝を挙げているスチュワート(235ポイント)。Honda勢ではウインダムがランキング4位(153ポイント)につけている。 次戦は3月17日にオーランドのシトラスボウルで行われる。
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