7万649人という記録的な観客数を数えたジョージア・ドーム。メインイベントの前に行われたヒートレースでは、ヒート1でデビ・ミルサップス(Team Honda)が3位、デビッド・ビーラマン(MDK/Honda)が4位、ブライアン・ジョンソン(Honda)が5位に入った。ヒート2ではウインダムが2位、トラビス・プレストン(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が5位とHonda勢が健闘した。
しかし、メインイベントでは状況が一転し、Honda勢は苦戦した。チャド・リード(ヤマハ)がホールショットを奪ったその直後、トップに立ったジェームス・スチュワート(カワサキ)がそのまま逃げ切って優勝。2位リッキー・カーマイケル(スズキ)、3位チャド・リード(ヤマハ)、4位イバン・テデスコ(スズキ)と続き、Honda勢では5位のウインダムが最上位となった。
そのほかのHonda勢ではジョンソンが7位、ビーラマンが8位、ヒース・ボス(Honda)が9位に入っている。
シーズン開幕前に負傷し、今レースで復帰を果たしたTeam Hondaのデビ・ミルサップスは、ヒートレースでは健闘したものの、メインイベントでは18位に終わった。チームメイトのアンドリュー・ショート(Team Honda)は、いまだ復帰を果たしていない。
併催されているライツ・クラスは今回から東地区シリーズが開幕、CRF250Rに乗るライアン・サイプス(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が9位に、チームメイトのビリー・ラニノビッチが12位に入った。優勝したのはライアン・ダンジー(スズキ)だった。
8戦を終えて、ランキングトップはスチュワート(188ポイント)。Honda勢ではウインダムがランキング4位(119ポイント)につけている。プレストンはランキング7位(96ポイント)。
次戦は3月3日にセントルイスのエドワーズ・ジョーンズ・ドームで行われる。
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