メインイベントでホールショットを奪ったのはチャド・リード(ヤマハ)で、ジェームス・スチュワート(カワサキ)、リッキー・カーマイケル(スズキ)と続いた。
雨でコースがドロドロになっており、至るところに深いわだちができていたため、転倒やコースアウトが続出。トップに立ったスチュワートが2回、リードも1回転倒し、後方で様子を見ていたカーマイケルが最終的にトップに立ち、今季初優勝を決めた。
Honda勢最上位はCRF450Rに乗るニック・ウェイ(MDK/Honda)の5位。デビッド・ビーラマン(MDK/Honda)が6位に入った。
先週のアナハイム2のプラクティスで転倒し、胸を強打してメインイベントを欠場したトラビス・プレストン(SoBe No Fear/Samsung/Honda)は、今回7位に入った。転倒後、プレストンはずっと入院しており、今回マシンに乗ったのはメインイベント直前のヒートレースのときだったので、大健闘といえるだろう。また、チームメイトのケビン・ウインダムは10位に入っている。
併催された西部地区ライツ・シリーズでは、CRF250Rに乗るジョシュ・グラント(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が2位に、チームメイトのジェイク・ウェイマーが3位に入った。開幕戦の計時予選で転倒して負傷したため、表彰台に上がるのは今回が初めてとなったグラントは、今回の2位でランキングも10位に上げてきている。
4戦を終えて、ランキングトップはスチュワート(97ポイント)。Honda勢ではウインダムがランキング6位(52ポイント)、プレストンが7位(50ポイント)、ウェイが8位(42ポイント)、ビーラマンが9位(42ポイント)につけている。
次戦は2月3日に再びアナハイムのエンジェル・スタジアムで行われる。 |