メインイベントでは、ニック・ウェイ(MDK Honda)がホールショットを決め、ジェームス・スチュワート(カワサキ)が2番手につけた。
スチュワートがトップに立ち、独走し始めていた3周目、デビッド・ビーラマン(MDK/Honda)がリズムセクションのトリプルジャンプで転倒。コース上でしばらく動かなかったため、赤旗が振られてレースは中断した。その後、ビーラマンは自力でコースサイドに退出して、事なきを得た。
再スタートしたレースではジェフ・ディメント(ヤマハ)がホールショットを決め、ホールショット賞の1500ドルを獲得した。しかし、ディメントはすぐにリッキー・カーマイケル(スズキ)にかわされた。
その後、カーマイケルと後方から追い上げて来たスチュワートが6周にわたってトップ争いを繰り広げたが、スチュワートがカーマイケルを振り切って逃げ始めた。結局、スチュワート、カーマイケルの順でゴール。
3位争いはし烈で、序盤はCRF450Rに乗るケビン・ウインダム(SoBe No Fear/Samsung/Honda)が3位を走行するチャド・リード(ヤマハ)に猛攻をしかけた。終盤はトラビス・プレストン(SoBe No Fear/Samsung/Honda)がリードにアタックしたが、最終的にリードが3位に入って表彰台に上がった。
プレストンはアナハイムで行われた開幕戦に続いて4位に入賞。序盤3位争いをしていたウインダムは、終盤周回遅れのライダーと絡んでしまい、順位を落として8位に終わっている。第1部でホールショットを決めたウェイは9位だった。
転倒したビーラマンは大事を取って一晩入院したが、翌日退院した。20日に行われるアナハイム2には出場する予定となっている。
2戦を終えて、ランキングではスチュワートが50ポイントを獲得してトップ。プレストンは36ポイントでランキング4位に、ウェイが26ポイントで7位、ウインダムは25ポイントで8位につけている。
併催された西部地区ライツ・シリーズでは、カイル・パートリッジ(Honda)が11位に入った。
第3戦は1月20日、再びカリフォルニア州アナハイムで行われる。 |