'06年AMAスーパークロス・シリーズ第14戦は、4月22日にテキサス州ダラスのテキサス・スタジアムで行われた。
今回優勝したのはチャド・リード選手(ヤマハ)。2位にジェームス・スチュワート選手(カワサキ)が入り、3位にはCRF450Rに乗るニック・ウェイ選手(MDK/Motorsport.com/Honda)が入った。
「今回は少しでも多くポイントを取りたかったので、『絶対3位に入ってやる』と考えて集中していた」とレース後に語ったウェイ選手。そんなウェイ選手は安定したライディングで、今季3回目となる表彰台に上がった。
前回ヒューストンの大会(第13戦)で4位に入賞したケビン・ウインダム選手(Factory Connection/Sobe/Samsung Mobile)は、今回7位。トラビス・プレストン選手(AHM-Team Honda Red Riders)は8位に入っている。
14戦を終えた段階で、ランキングトップは296ポイントを獲得しているリッキー・カーマイケル選手(スズキ)。ランキング2位のリード選手(294ポイント)との差はわずか2ポイントだ。Honda勢ではウェイ選手がランキング5位(218ポイント)につけている。
併催されているAMAスーパークロス・ライト・シリーズは、2カ月ぶりに西部地区シリーズが再開した。2月中旬に開催された第6戦を終えた段階では、アンドリュー・ショート選手(AHM-Team Honda Red Riders)が118ポイントでランキングトップ。2位にはグラント・ラングストン選手(カワサキ)が116ポイントでつけていた。2人のポイント差は2ポイントと大接戦の状態で2カ月間のブレイクを挟んでいた。
今回はラングストン選手のチームメイト、ライアン・ビルロポト選手(カワサキ)がスタートから飛び出して優勝。ショート選手が2位、ラングストン選手が3位に入った。その結果、ポイントでは、ショート選手が140ポイント、ラングストン選手が136ポイントとなり、その差は4ポイントに広がった。
AMAスーパークロス・ライト西部地区シリーズは次戦(4月29日、シアトル大会)が最終戦となる。5月6日のAMAスーパークロス最終戦ラスベガス大会では、AMA西部/東部地区ライト・シリーズに出場したライダー全員が出場するレースが行われる。
AMAスーパークロスは第15戦シアトル大会、第16戦ラスベガス大会と残り2戦となり、シリーズもいよいよ大詰めだ。
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