'06年AMAスーパークロス・シリーズ第12戦は、3月25日にミシガン州デトロイトのフォード・フィールドで行われた。
メインレースでホールショットを奪い、ホールショット賞の$1500を獲得したのは、ニック・ウェイ選手(MDK/Motorsport.com/Honda)。
その後、ウェイ選手は少しずつ順位を落としたが、終盤までマイケル・バーン選手(カワサキ)と5位争いを展開。ラストラップに2人そろって転倒を喫したが、バーン選手より一足先にマシンを起こして5位に入った。
優勝したのはジェームス・スチュワート選手(カワサキ)。以下、2位リッキー・カーマイケル選手(スズキ)、3位チャド・リード選手(ヤマハ)、4位イバン・テデスコ選手(スズキ)と続いた。
その他のHonda勢では、ライアン・クラーク選手(Honda)が7位、ビリー・ラニノビッチ選手(Factory
Connection/Sobe/Samsung Mobile)が8位、ティム・フェリー選手(MotoXXX/Honda)が9位、ジェイソン・トーマス選手(Honda)が10位に入った。
12戦を終えた段階で、ランキングトップはカーマイケル選手(259ポイント)。Honda勢では、ウェイ選手がランキング5位(185ポイント)につけている。
併催されたAMA東部地区ライト・シリーズ第6戦では、今回もジョシュ・グラント選手(Factory
Connection/Sobe/Samsung Mobile)とデビ・ミルサップス選手(AHM-Team Honda Red Riders)がワンツーフィニッシュを決めた。
2周目でトップに立ったグラント選手は、そのまま逃げ切り、2位のミルサップス選手に6秒差をつけて今季3勝目を挙げた。
ここまでの6戦ではミルサップス選手3勝、グラント選手3勝。グラント選手はノーポイントのレースがあったため、ランキングトップのミルサップス選手が141ポイント、同2位のグラント選手が119ポイントと22ポイント差となっている。残りは1戦となった。
AMAスーパークロス・シリーズ第13戦/AMA東部地区ライト・シリーズ第7戦は、4月1日にヒューストンのレリアント・スタジアムで行われる。
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