'06年AMAスーパークロス・シリーズ第11戦は、3月18日にフロリダ州オーランドのシトラスボウルで行われた。
今回優勝したのはジェームス・スチュワート選手(カワサキ)。2位にはリッキー・カーマイケル選手(スズキ)が入った。
3位争いはし烈だった。ラストラップまではイバン・テデスコ選手(スズキ)が3位につけていたが、ラストラップにニック・ウェイ選手(MDK/Motorsport.com/Honda)がテデスコ選手を抜いて3位に上がり、表彰台を獲得した。ウェイ選手にとっては今季二度目の表彰台である。
4位テデスコ選手、5位チャド・リード選手(ヤマハ)と続き、6位にはトラビス・プレストン選手(AHM-Team Honda Red Riders)が入った。
シーズンオフに左上腕を骨折し、これまで3カ月間レースに出場していなかったケビン・ウインダム選手(Factory Connection/Sobe/Samsung Mobile)が今回復帰を果たした。ウインダム選手は、久しぶりのレースであるのにもかかわらず健闘して9位に入った。
11戦を終えた段階で、ランキングトップはカーマイケル選手(237ポイント)。Honda勢最上位はランキング5位のウェイ選手(169ポイント)となっている。
併催されたAMA東部地区ライト・シリーズ第5戦では、今回もHondaライダーが優勝した。
今回はジョシュ・グラント選手(Factory Connection/Sobe/Samsung Mobile)が3周目にトップに立つと、そのまま2位以下を引き離して優勝。中番手からの追い上げとなったデビ・ミルサップス選手(AHM-Team Honda Red Riders)が2位に入った。
5戦を終えて、ミルサップ選手3勝、グラント選手2勝となり、ランキングトップはミルサップス選手(119ポイント)。グラント選手(94ポイント)はカワサキのクリス・ゲスラー選手と同点の2位につけている。
AMAスーパークロス・シリーズ第12戦/AMA東部地区ライト・シリーズ第6戦は、3月25日にデトロイトのフォード・フィールドで行われる。
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