2005年AMAスーパークロス・シリーズもいよいよ終盤に入り、第15戦は、4月30日にテキサス州ヒューストンのレリアント・スタジアムで行われた。
2週間前のシアトルの大会で2位に入り、調子を上げていたケビン・ウインダム選手(Factory Connection/Amsoil/Chaparral
Honda)は、今回も素晴らしい走りを見せてくれた。結果的には4位で表彰台を逃したものの、ウインダム選手の健闘は光っていたのである。
決勝レースでホールショットを決めたのはHonda CRF450に乗るTeam Moto XXXのカイル・ルイス選手。そのすぐ後ろにジェームス・スチュワート選手(カワサキ)、チャド・リード選手(ヤマハ)、リッキー・カーマイケル選手(スズキ)、そしてウインダム選手の4人がつけた。
この4人は3周目にルイス選手を抜くと、その後も熱走を続けたが、最終的にスチュワート選手、リード選手、カーマイケル選手、ウインダム選手の順でゴールした。
Honda Motocross Teamのエルネスト・フォンセカ選手は6位となり、その他のHonda勢では、ジェイソン・トーマス選手が7位、ルイス選手9位、ライアン・クラーク選手が10位と続いた。
今回3位に入ったカーマイケル選手は、最終戦を待たずにチャンピオンを獲得。ランキング2位のリード選手、同3位のウインダム選手の順位も揺るがないものとなった。
併催された125cc西部地域シリーズでは、前回カワサキのイバン・テデスコ選手がすでにチャンピオンを決めていたが、今回はHonda
Motocross Teamのアンドリュー・ショート選手がホールショットを決め、そのまま逃げ切って優勝した。2位にはFactory
Connection/Amsoil/Chaparral Hondaのビリー・ラニノビッチ選手が入っている。
最終戦は5月7日にラスベガスで行われる。
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