2005年AMAスーパークロス・シリーズ第13戦は、4月9日にミシガン州ポンティアックのシルバードームで51,142人のファンを集めて行われた。
決勝レースでホールショットを奪ったのはケビン・ウインダム(Factory Connection/Amsoil/Chaparral Honda)だった。ウインダムはヒース・ボス(ヤマハ)、チャド・リード(ヤマハ)、リッキー・カーマイケル(スズキ)、ジェームス・スチュアート(カワサキ)を引き連れて1周目を終えた。
その後、2周目にカーマイケルが2位に浮上。前戦のアービングで優勝したスチュアートが4周目に転倒するまで、トップ争いは激しいバトルとなっていた。それまでトップにつけていたウインダムは、12周目にカーマイケルを抜いたリードと、しばらくの間し烈なトップ争いを繰り広げた。
16周目にウインダムはリードに抜かれ、さらに17周目にはカーマイケルにも抜かれて3位となった。リードとカーマイケルの差は1.774秒、カーマイケルとウインダムの差は8.701秒だった。
ウインダムのチームメイト、マイク・ラロッコはスチュアートに続いて5位に入った。トラビス・プレストン(Honda Motocross Team)は8位、エルネスト・フォンセカ(Honda Motocross Team)は10位となっている。
第13戦を終えた段階でランキング首位は、カーマイケル(305ポイント)。リード(277ポイント)は同2位、ウインダム(224ポイント)は同3位を守っている。
残りは第14戦シアトル(4月16日)、第15戦ヒューストン(4月30日)、第16戦ラスベガス(5月7日)の3戦。終盤の戦いは、ますますヒートアップしそうだ。
併催された125cc東部地域シリーズでは、ホアキン・ロドリゲス(Factory Connection/Amsoil/Chaparral Honda)が3位に入り、表彰台に上がった。
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