2005年AMAスーパークロス第8戦は2月26日に、アトランタのジョージア・ドームで行われた。ジョージア・ドームは満員(62,764人)となり、観客は250ccメインレースの熱い戦いに酔いしれた。
250ccメインレースでは、Honda CRF450Rに乗るケビン・ウインダム(Factory Connection/Amsoil/Chaparral Honda)が3位に入賞した。
ホールショットを獲得したのはチャド・リード(ヤマハ)。その後ろにリッキー・カーマイケル(スズキ)とウインダムがつけた。6周目にカーマイケルがリードを抜いてトップに浮上するが、7周目に転倒。その横をリードとウインダムがすり抜けていった。
しかし、再スタートを切ったカーマイケルは、ウインダムとリードを抜いて再びトップに上がって優勝。2位に入ったリードに続いてウインダムは3位に入り、ランキングでも3位に返り咲いている。
ウインダムのチームメイト、マイク・ラロッコが5位、エルネスト・フォンセカ(Honda Motocross Team)が6位に入った。CR250Rに乗るジェレミー・マクグラス(Honda
Motocross Team)は9位となっている。
シーズン開幕前に転倒して鎖骨を負傷し、今回が復帰後4戦目となるトラビス・プレストン(Honda Motocross Team)は、徐々に持久力とレースのリズムを取り戻している。プレストンは予選のヒートレースではラロッコとリードを破って優勝し、本領を発揮した。しかし、メインレースでは13位に終わっている。
今回3位に入賞したことにより、ウインダムは136ポイントでランキング3位になったが、ランキング4位にはチームメイトのラロッコが1ポイント差の135ポイントでつけている。
125ccレースは、今回は東部地域シリーズとなり、スティーブ・ボニファスが3位に入賞した。
次戦は3月5日にセントルイスのエドワード・ジョーンズ・ドームで開催される。
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