2005年AMAスーパークロス第6戦は、2月12日にインディアナポリスのRCAドームで行われ、52,833人の観客が集まった。
前週アナハイム大会のファイナル中に転倒し、20位に終わったケビン・ウインダム(Factory
Connection/Amsoil/Chaparral Honda)は、今回巻き返しを図り、リッキー・カーマイケル(スズキ)、チャド・リード(ヤマハ)に続いて3位に入賞し、表彰台に上がった。
ウインダムは、レースの大半で単独走行を続けたが、その後方で展開された4位争いのバトルはエキサイティングだった。エルネスト・フォンセカ(Honda
Motocross Team)とインディアナポリスが地元のマイク・ラロッコ(Factory
Connection/Amsoil/Chaparral Honda)の2人がデッドヒートを繰り広げたが、途中からラロッコが抜け出して4位に入った。フォンセカはダヴィッド・ビーラマン(ヤマハ)に抜かれ、6位でフィニッシュしている。
前回のアナハイム大会で転倒し、肋骨を痛めたジェレミー・マクグラス(Honda
Motocross Team)は、今回は痛みが引かないため大事を取って欠場し、次のサンディエゴ大会に備えることになった。
ウインダムは、今回3位に入賞したことにより、ランキングでも100ポイントで3位に復活した。ランキング首位のカーマイケルとの差は45ポイント、同2位のリードとの差は13ポイントとなっている。ラロッコはウインダムと1ポイント差でランキング4位につけている。
今回から、125ccクラスは東部地域スーパークロス・シリーズとなった。Honda勢のトップは、Factory
Connection/Amsoil/Chaparral Hondaのホアキン・ロドリゲス(Honda CRF250R)で6位だった。
次戦は、2月19日にカリフォルニア州サンディエゴのクアルコム・スタジアムで行われる。
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