決勝日:4月17日(土) 会場:テキサス・スタジアム 観客数:4万1276人
2004年AMAスーパークロス・シリーズ第14戦は4月17日にテキサス州ダラスにあるテキサス・スタジアムで行われた。
ダラス・カウボーイズの本拠地であるこのスタジアムには4万1276人のファンが集まり、最初に行われた125ccレースで4ストロークのCRF250Rに乗るネイサン・ラムゼイ(AMERICAN HONDA)がホールショットを決めた時には、スタジアムは大歓声に包まれた。
250ccクラスで活躍中のケビン・ウインダム(Amsoil Chaparral Factory Connection Honda Racing)は予選のヒートレースで2位に12秒差をつけて圧勝。チームメイトのマイク・ラロッコも3位に入って決勝レースに駒を進めた。
250cc決勝レースでホールショットを決めたのはCRF450Rに乗るウインダムだった。2番手に続いたのはラロッコ。ポイントテーブルでトップにつけるチャド・リード(ヤマハ)は3番手につけた。
抜群のスタートを切ったウインダムは大歓声に後押しされて、3周目にリードに抜かれるまでトップを走行した。その後もウインダムは何度もファステストラップを叩き出し、リードにプレッシャーをかけ続けたが、結局リードとの差をつめることはできなかった。
ラロッコは3位につけるダヴィッド・ビーラマン(ヤマハ)の後方で抜くチャンスをうかがっていた。そして残り数周の時にビーラマンをかわし、3位に浮上するとそのままの順位でチェッカーを受けた。
125ccレースでは、再び125ccクラスに戻って参戦しているラムゼイがホールショットを決め、イバン・テデスコ(カワサキ)に続いて2位に入った。
次の大会は4月24日にユタ州ソルトレイクシティで行われる。250ccクラスで現在ウインダムはランキング2位につけており、ラロッコは同3位、ラムゼイも12位につけている。ちなみに125ccクラスでは、ラムゼイがランキング2位。
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