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第10戦 デイトナ
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Daytona
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レポート
 選手コメント
リザルト
250cc
1 リード
2 ウインダム
3 ラロッコ
125cc East
1 スチュアート
2 ミルサップス
3 ハンセン
リザルト一覧
ポイント
250cc
1 リード 241
2 ウインダム 212
3 ビーラマン 188
125cc East
1 スチュアート 100
2 ソルビ 59
3 ヘプラー 57
ポイント一覧
ウインダム、再び2位で表彰台に上がる、参戦200戦目のラロッコは3位

決勝日:3月5日(金) 会場:デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ

 3月5日、金曜日の晩に行われた2004年AMAスーパークロス・シリーズ第10戦デイトナ・スーパークロスはいくつかの点において歴史的だった。最初に、これまで昼間に屋外で行われていた大会が、今年から夜間にライトの下で行われることになった。

 次に、Amsoil Chaparral Factory Connection Honda Racingのマイク・ラロッコにとって、今回は前人未到のスーパークロス参戦200戦目の記念すべき大会となった。“アイアンマン”(鉄の男)の異名を持つラロッコは、ベースボール・プレイヤーのカル・リプケンのように長い年月にわたって、超人的な力を発揮する選手なのである。

 予選のヒートレースで、ケビン・ウインダム(Amsoil Chaparral Factory Connection Honda Racing)、ラロッコ、そしてネイサン・ラムゼイ(AMERICAN HONDA)の3人は快調だった。第1ヒートでウインダムが2位、ラムゼイが4位に入り、ラロッコも第2ヒートで4位に入った。

 しかし、決勝レースはHondaライダー達にとってあまりスムーズには運ばなかった。3人はスタートに失敗し、1周目を終えた時点ではラロッコが7位、ウインダム9位、ラムゼイ10位だったのである。これに対して、現在ポイント・ランキングで首位につけるチャド・リード(ヤマハ)はホールショットを決め、そのままどんどん2位以下との差を広げていった。

 しかし、20周のレースでは何が起こるか分らない。CRF450Rに乗るウインダムとしても、そのままリードを逃がすわけにはいかなかった。徐々に順位を挽回して11周目に2位に上がったウインダムだったが、その後、トップのリードとの差はなかなか縮まらなかった。しかし、16周目にリードが転倒・再スタートしたことにより、それまで20秒以上あった差が一気に半分に縮まったのである。この時、ウインダムがリードに追いつくのではないかと期待が高まったが、残り周回数が少なかったため実現しなかった。リードはウインダムに8.472秒差をつけて優勝したのだった。

 CR250Rに乗るラロッコも順位を上げ3位で200戦目のレースを終えた。ラロッコにとって表彰台に上がるのは今季6回目である。CRF450Rに乗るラムゼイは、一時7位にまで順位を上げるが、結局9位でレースを終えた。

 125ccクラスでは、ライアン・ミルズ(Amsoil Chaparral Factory Connection Honda Racing)の5位がHonda勢最高位となった。

 今回のデイトナでの大会を終えた段階でAMAスーパークロス・シリーズも10戦を終了し、残り6戦となったわけだが、現在ポイントテーブルの方は、ランキング首位のリード241ポイントに対して2位のウインダム212ポイントとなっている。次戦は3月13日にセントルイスで行われる。

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ケビン・ウインダム(250cc 2位)
「スタートを除いて、今日のライディングには満足している。スタートは最悪だった。何しろ1周目の順位は9位だったんだからね。それが今日の敗因だ」
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