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ALMS アメリカン・ルマン・シリーズ
INFORMATION
アメリカ LIME ROCK PARK
ライムロック・パーク
レース情報 フォトギャラリー
ROUND
#06
JUNE 07, 2007
リザルト ポイント

ハイクロフト・レーシングが地元コースで3位表彰台を獲得

第6戦 ライムロック・パーク

2007年7月7日(土)・決勝
開催地:コネチカット州レイクビル
会場:ライムロック・パーク
コース全長:2.478km

1周1.54マイルに8つのコーナーが展開するテクニカルコースのライムロック・パークにおいて、ベテランドライバーのデイビッド・ブラバムとステファン・ヨハンソンがドライブする#9 ハイクロフト・レーシング・アキュラARX-01aは、2台のペンスキー・ポルシェと2時間45分に及んで接近戦を繰り広げて3位を獲得した。

第6戦 ライムロック・パーク

ライムロック・パークから40マイル離れた場所に本拠地のあるハイクロフト・レーシング・アキュラは、総合優勝したライアン・ブリスコー/サーシャ・マーセン組から16秒遅れて174周のチェッカーフラッグを受けた。2位はロマン・デュマ/ティモ・バーンハート組が入り、上位3位をLMP2クラスが占める結果となった。LMP1クラスでは5位のロナルド・カペッロ/アラン・マクニッシュ組のアウディが最高位だった。

ヨハンソンはルマン24時間レースのクラス覇者であるブラバムと交代するまで2番手につけていた。ブラバムはピットストップのあと、5位から3位に浮上し、レース残り30分を切ってペンスキー・チームの2台に挑み、第1コーナーでの果敢なドライブでブラバムは一時2位に躍り出る健闘をみせた。この結果、ハイクロフト・レーシングにとって2度目の3位表彰台を獲得した。

#26 XMサテライトラジオ・アキュラARX-01aを駆るアンドレッティ・グリーン・レーシングのマリーノ・フランキッティ/ブライアン・ハータ組もまた、一時3位につけて上位を争っていた。残り4周となったとき、ハータが混戦の中でコースを外れたためにクラス6位まで順位を落とした。

#15 ロウズ・フェルナンデス・アキュラ・ローラは50周を終えたところでサスペンションのトラブルからリタイアを余儀なくされた。ドライバーのルイス・ディアスはマシンをピットまで戻したが、ルマンでクラス2位を獲得したエイドリアン・フェルナンデスはマシンをドライブすることができなかった。

土曜日のライムロック・パークでのレースは、過去10年以上で最も観客数を動員したイベントの1つとなった。第7戦は7月21日(土)にオハイオ州ミッドオハイオで開催される。

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COMMENT

コメント

David Brabham デイビッド・ブラバム
ハイクロフト・レーシング:LMP2クラス3位(総合3位)
「チームにとってとてもすばらしい結果で、ポイントを獲得できた。レース運びが時折り難しく、タイムに影響してしまった。トラックレースでは自然なことだが、とにかく狭い。ライムロック・パークでは全てのクラスで戦っているが、ミラーを見る必要もなく、アキュラのようなより速いマシンが断然好きだ。我々はクルマについてたくさん学んでいて、チームはシーズンの初めからとても進歩している。ポルシェにいい走りをさせているが、彼らは去年たくさんの問題を抱えていた。アキュラは最初の年ですばらしい走りをしていると思う。これからのアキュラがとても楽しみだ」
Stefan Johansson ステファン・ヨハンソン
ハイクロフト・レーシング:LMP2クラス3位(総合3位)
「シャシーを若干変えてレースに臨んだ。それが本当によかったのかは分からない。マシンは金曜日の方がよかったと感じた。序盤はレース運びに苦戦した。マリーノ(フランキッティ)に何度かリードを許したが、いいリズムをつかんで彼との差を広げることができた。トップのマシンに近づいたが、接近戦はとても難しかった。コースが狭く、追い越すのは難しい。ドライバーにとってとても難しいコースだった。レース終盤、デイビッドはポルシェとすばらしい戦いをしてくれた。ハイクロフト・チームはアキュラとともに大きく前進した」
Duncan Dayton ダンカン・デイトン
ハイクロフト・レーシング チームオーナー
  「今日のチーム・ペンスキーは速かったが、アキュラもミスのないピットワークですばらしかった。ピットがとても狭いため、最初のピットストップで他車に妨害されてタイムロスした分を巻き返したが、アンドレッティ・グリーン・レーシングにポジションを奪われた。2回目のピットイン時にタイヤ交換を行ったが、アンドレッティ・グリーン・レーシングは行わず、そのまま上位を奪われたままになると思った。しかし、結果は違ってチームは狂喜することになった」
Bryan Herta ブライアン・ハータ
アンドレッティ・グリーン・レーシング:LMP2クラス6位(総合7位)
「デイビッド(ブラバム)が混戦の中、数台前を走っているのを見て、もし彼に近づいたら3位を狙えるかもしれないと思った。第3コーナーに深く入り、1台のアウディとGTについていこうとしたが、混戦に巻き込まれて曲がりきれず、マシンは茂みに突っ込んだ。レースは思ったよりも混戦が少なかったが、プロトタイプには狭すぎた。今回のコースはコーナーが曲線状で、スピードに乗っていないクルマを追い越すことができず、ストリートコースより難しかった。今日は3位を獲得したかったが、ミスが出た。レース中いくつかの問題が起こったが、テストドライブ後のミッド・オハイオでのレースを楽しみにしている」
Marino Franchitti マリーノ・フランキッティ
アンドレッティ・グリーン・レーシング:LMP2クラス6位(総合7位)
「天候といくつかの問題のために、決勝レースまで1周も走ることができなかった。ほかのドライバーほど混雑にも巻き込まれず、マシンもいい仕上がりだった。しかし、このコースはドライバーにとっては難しい。今までで最も激しいレースの1つだった。アップダウンの激しいコースはマシンとともにドライバーを苦しめた。そのために、他のチームのマシンにもサスペンションのトラブルがあっただろうと思う。スタートはセント・ピーターズバーグとユタでのレースほど悪くなかった。全体を通してXMアキュラはよかった。ただ難しいレース運びとコースに苦しんだ」
Luis Diaz ルイス・ディアス
ロウズ・フェルナンデス・レーシング:LMP2クラス9位(総合25位)
「今日はサスペンションに問題があった。リアサスペンションが壊れてしまった。一貫したペースで走行し、忍耐のレースのレースを強いられた。ここはアメリカン・ルマン・シリーズの行われるサーキットの中で、最もアップダウンの激しいコースの1つだ。それが今日の敗因の1つだったかもしれない。ロウズ・チームにとっては残念だ。このレースのために6週間も準備をしてきただけに、とても失望している」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

ROUND
#06
JUNE 07, 2007
順位 No. クラス ドライバー マシン 周回数
1 6 LMP2 S.マーセン / R.ブリスコー ポルシェ 174
2 7 LMP2 R.デュマ / T.バーンハード ポルシェ 174
3 9 LMP2 D.ブラバム / S.ヨハンソン Acura 174
4 20 LMP2 C.ダイソン / G.スミス ポルシェ 173
5 1 LMP1 R.カペッロ / A.マクニッシュ アウディ 173
6 16 LMP2 A.ウォレス / B.ライジンガー ポルシェ 172
7 26 LMP2 B.ハータ / M.フランキッティ Acura 170
25 15 LMP2 A.フェルナンデス / L.ディアス ローラ 51
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ポイントランキング

ドライバー:LMP2クラス
 
順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 R.デュマ ポルシェ 107
  T.バーンハード ポルシェ 107
2 S.マーセン ポルシェ 98
  R.ブリスコー ポルシェ 98
3 D.ブラバム Acura 68
  S.ヨハンソン Acura 68
4 A.ウォレス ポルシェ 62
  B.ライジンガー ポルシェ 62
5 B.ハータ Acura 58
6 C.ダイソン ポルシェ 54
  G.スミス ポルシェ 54
7 A.フェルナンデス ローラ 48
  L.ディアス ローラ 48
8 D.フランキッティ Acura 32
9 T.カナーン Acura 26
  M.フランキッティ Acura 26
11 D.デイトン Acura 16
MORE
シャシー:LMP2クラス
 
順位 シャーシ 総合ポイント
1 ポルシェ 119
2 Acura 84
3 ローラ 51
MORE
エンジン:LMP2クラス
 
順位 エンジン 総合ポイント
1 ポルシェ 119
2 Acura 86
3 ジャッド 10
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