2018.11.11

Modulo Drago CORSE がSUPER GT 2018最終戦 もてぎGT300クラスで惜しくも14位の結果、ポイントランキング14位でシーズンを終了

 2018年11月11日、SUPER GT Round8 MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINALの決勝がツインリンクもてぎで行われました。予選は気温22度、前日からの雨が乾いたドライコンディションで行われ、潟zンダアクセスがメインスポンサーをするModulo Drago CORSE 34号車(道上龍、大津弘樹)は9番手で決勝に臨むことになりました。決勝は道上選手がスタートドライバーを務め、ミニマムの周回数でバトンタッチをするといった作戦を取り16周目に大津選手へ交代し26番手でコースへ復帰しました。その後周回を重ねる毎にポジションを上げ、14位でのフィニッシュとなりました。GT300初参戦のチームとして2度の大きなクラッシュを経験しながらも、3位表彰台を獲得するなどの成果を上げ、今シーズンのポイントランキングを14位で終了しました。

 シーズンを通しチームを応援してくださった全ての皆さま、ありがとうございました。


ドライバー・監督コメント

道上龍選手
「レース序盤は良いペースで走れていたのですが、途中からブレーキが効かなくなるトラブルが起こり、無理できない状況の中でポジションを落としてしまったのは残念でした。タイヤは懸念していたリアタイヤより、フロントが厳しい状況となり、予想外のバランスに苦戦することとなってしまい、思ったように対応できませんでした。
今年は新規チームとしてGT300に参戦し、以前からお世話になっていた多くのスポンサー様からご支援を頂くことができ、本当に感謝しています。こうしてまたSUPER GTのフィールドに戻って来ることができ嬉しく思います。その分結果に残さなければと強く思いながら過ごした一年でしたが、皆さんのおかげで表彰台に上ることもできました。今後はもっと良い結果をお届けできるレースがしていきたいので、引き続きご支援頂けると嬉しいです。」

大津弘樹選手
「担当した後半スティントは4輪を交換した後だったので、最初の4周頃まではグリップ感を感じて走行できていました。しかし徐々にリアタイヤがグリップを失っていくのを感じ、状況が難しくなってきていました。ブレーキのトラブルもありできる限り後方からのマシンをブロックしながら応戦しましたが、ポジションダウンしてしまうこともありました。GT500との混走をうまく使いバトルをすることもありましたが、全体的にはペースは良くなかったと思います。
今シーズン応援ありがとうございました。初めてのSUPER GT参戦の年でしたが、とても良い環境の中でレースをさせてもらえました。今年は吸収する年だと思って臨んだシーズンで、とても伸び伸びとやらせてもらい学ばせてもらえて恵まれたデビューイヤーになりました。これからも引き続き応援よろしくお願いします。」

チョン ヨンフン監督
「予選を終えたあとの感触は悪くはなく、今日の決勝前の20分間行われたウォームアップ走行では使うタイヤの選択やピットインのタイミングなどの戦略が固まりました。スタート直前のグリッドで大きな変更を行うことはなく、少しの調整を加えて決勝をスタートしました。道上選手のスティントをミニマムの周回でピットインし、大津選手に交代しました。タイヤの状況も思ったよりソフトタイヤが性能を発揮せず、急遽ミディアムに変更し対応しました。できる限りのことをしたうえでの決勝の結果だったと思います。
今シーズンたくさんのことがありましたが、最終戦を終えてみると選手の成長も著しく、チームとしてとても成長できた年になったのではないでしょうか。その分、最終戦はもっと良い結果で締めくくりたかったのですが、その目標は今後に持ち越して、引き続き良いチームを作っていきたいと思います。」