2018.08.26

Modulo Drago CORSEが鈴鹿10時間耐久レースで21位無事完走

 2018年8月26日、鈴鹿10時間耐久レースの決勝が鈴鹿サーキットで行われました。前日の予選(Q1)は3人のドライバーがそれぞれ走行し、その総合タイムで上位24位までが予選Pole Shootout(Q2)に進出しました。潟zンダアクセスがメインスポンサーをするModulo Drago CORSE 34号車(道上龍、大津弘樹、小暮卓史)は18番手で予選Pole Shootoutに進出、小暮選手がアタックし、23番手で決勝に臨むことになりました。決勝は大津選手が第一ドライバーを担当しました。規定では1時間に1回のピットインが義務付けられており、道上選手、小暮選手というルーチンで安定したタイムで走行するものの、レース序盤からの燃料系のトラブルにより、ピットインの回数を増やさざるを得ない状況下で周回を重ね21位でチェッカーを受けることができました。
SUPER GT 富士戦でのアクシデントから3週間、新しい車両を導入、セットアップを行い予選でシェイクダウンを行うといった状況の中での10時間耐久レースでしたが、無事完走することが出来ました。また、メディアの投票により決められる最も注目を浴びたチームに送られる「メディア賞」を34号車Modulo Drago CORSEが受賞しました。

次のレースは、SUPER GT Round 6が9月15日(土)、16日(日)にスポーツランドSUGOにて行われます。

引き続き応援よろしくお願いします。


ドライバー・監督コメント

道上龍選手
「シェイクダウンを兼ねた10時間を、大きなトラブルなしで走りきることができて本当に良かったと思います。新しいマシンに問題はなく、走行性能にも気になるところはありませんでした。ただ、まだ改善していくべき部分はあると思うので、チームと相談し今シーズン残りの課題にしたいと思います。次戦のSUPER GT菅生戦はウェイトも軽い上にNSX GT3と相性の良いサーキットだと思うので、優勝を狙っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」

大津弘樹選手
「この鈴鹿10時間でスタートドライバーを担当させてもらいました。ローリングスタートは
問題なくでき、スタートは積極的に攻めよう!という気持ちで走り始めました。マシンは同じNSX GT3でしたが、今回ピレリタイヤという初めての経験で、慣れないことに苦戦することも多かったです。道上選手はもちろんですが、今まで一緒にレースをすることがなかった小暮選手とも相談しながらレースができて、学ぶことが本当に多い一戦になりました。次戦のSUPER GTは、ウェイトが軽いことを活かし、自分が鈴鹿10時間で経験し学んだことを活かして良い結果を出したいと思います。目指すはポールポジション、そして表彰台です。がんばります。」 

小暮卓史選手
「10時間このメンバーで完走できて、本当に良かったと思っています。途中NSX GT3特有の問題のため作戦を変更することになったのですが、走行に問題なくレースをすることができました。僕自身もはじめてのマシン、はじめてのカテゴリーで今回このレースに参戦しましたが、学ぶことがたくさんありました。今後の自分が参戦するカテゴリーで、予想外のことが起こった時に対応する自身のキャパシティーが広がったと思います。馴染み深い道上選手のチームでまたレースができたこと、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。」

チョン ヨンフン監督
「今回の鈴鹿10時間のレースウィークは、正直色々悩んだ週末でした。今まで使っていたタイヤの感覚でセッティングを持ち込みましたが、新しいタイヤとのマッチングに苦戦しました。予選前まで懸命に改善策を探しましたが、完璧な解決策を用意することができず、頑張ってくれたチームとドライバーに申し訳ないという気持ちです。10時間完走できたのは、チームのみんなのおかげがあったからだと思います。SUPER GT菅生のレースは、まだサーキットを走れていないので(テストに参加できなかった)、未知数なところは正直多いです。このレースで得られたことも活かして、短い時間ですが菅生戦までに万全に用意して挑みたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」