2018.01.12

Modulo Drago CORSEが2018年SUPER GT300クラスに参戦

 株式会社ホンダアクセスは、2016年シーズンまでSUPER GTシリーズGT500クラスのNSX Concept-GTでパートナーシップを結んでいた有限会社ドラゴ(代表取締役:道上龍)と共に、2018年SUPER GTシリーズGT300クラスに、「Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)」として参戦します。

 ホンダアクセスは車体技術者などが全戦に渡りチームに帯同。極限の環境下における空力特性やシャシーセッティング技術の蓄積、ドライビング評価のノウハウ確立などを通して、次世代Modulo製品へのフィードバックや人材育成強化の一環としてSUPER GTシリーズGT300クラスに取り組んでいきます。

 2017年度FIA※世界ツーリングカー選手権(WTCC)第9戦マカオで日本人初の表彰台を獲得した道上氏は、2018年シーズンからは「Modulo Drago CORSE」チーム代表兼ドライバーとして新たなチャレンジとなります。

 また「Modulo Drago CORSE」は、SUPER GTシリーズのみならず、2018年8月下旬に予定されている「サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース」への参戦も視野に入れた取組みを行っています。

 皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。

※FIA(国際自動車連盟。フランス語Federation Internationale de l'Automobile)


2018年SUPER GTシリーズGT300クラス
<Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)>

■マシン Modulo NSX GT3(仮称)

■CAR No. 34

■監督 JUNG YOUNG HOON(チョン・ヨンフン)

■ドライバー 道上 龍/大津 弘樹


<Modulo Drago CORSE代表 道上龍コメント>

「ホンダアクセスさんとは2015〜2016年にSUPER GTシリーズを一緒に戦いましたが、再びパートナーシップを組み2018年からGT300クラスをHondaの新しいNSX GT3で一緒に参戦出来ることになり、とても嬉しく思います。チーム代表兼ドライバーとして新たな挑戦となりますが、Moduloやチームを支援していただくすべての皆さまのために、自分の持てる経験と知識そして情熱を注いでいきたいと思っています。応援よろしくお願いします。」

<Modulo Drago CORSEドライバー 大津弘樹コメント>
「今回、チャンスを与えられた喜びと、それ以上に大きなプレッシャーを感じているのが正直なところです。2018年シーズンでは自分自身で初めての“ハコ車”となるNSX GT3をドライブすることになりました。一緒に乗ることになった道上さんから多くのことを吸収し、力を合わせて、ファンの皆さまや支援いただいている多くの方々の期待に応えられるようがんばります。」

<ホンダアクセス代表取締役社長 松居祥二コメント>
「ホンダのカスタマイズブランド「Modulo」やコンプリートカーブランド「Modulo X」を展開するホンダアクセスとして、このブランドを冠して、今シーズンのSUPER GT GT300クラスにNSX GT3で参戦することに大きな期待と緊張を感じています。自動車並びに自動車用品事業は大変厳しい経営環境と認識しています。しかしそういう中であるからこそ、Moduloブランドのさらなる強化、次世代に向けた技術深化や人材育成に対して真摯な取組みが不可欠と考え、それらを具現化する手段としてSUPER GT300クラスに取り組むこととしました。私たちの活動が、少しでも多くのファンの皆さまの喜びと、Moduloに対する理解と共感につながっていただければと思います。」