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旅先での夜は興奮する。それがキャンプ場であれば、なおさらワクワクする。

できれば、少しでも長く起きていたい。なんなら一睡もせず、特別な夜を味わい尽くしたい。

 

というわけで、キャンプ場でひたすら夜更かしをすることにした。

彼はライターの小野洋平。いま、関東のとあるキャンプ場に来ている。そう、夜更かしをするために。

夜更かしの「背徳感」と、キャンプ場や車中泊の「非日常感」が掛け合わさったら、きっと最高のレジャーになるに違いない。

 

夜更かしが目的なので、到着したのは夕方5時。まもなく陽が沈もうとしている。

春の夕方の暖かくやわらかな気候にすでにちょっとだけ眠いが、春眠暁を覚えない!の精神で完徹を目指したい。

 

『N-VAN』を“夜更かし仕様”にする

ちなみに、せっかくのキャンプ場だが、夜なので基本的には車中でずっと過ごす。

さっそくHondaの『N-VAN』を夜更かし仕様にアレンジして、快適にダラダラできる空間を整えていく。

 

 

まずは左右の窓に、純正アクセサリーのウインドウメッシュを取り付ける。網戸的なアイテムで、夏の暑い夜など、窓を開けて休息したいときに重宝する。


さらに、その上からプライバシーシェードをかぶせる。外からの視線を完全に遮ることができるので、自宅にいるときのように自然体でくつろげる。


後方部には、テールゲートメッシュも装着。メッシュ仕様で風通しがよく、ロールアップもできるので出入りもラクになる。



テールゲートカーテンもかぶせてみた。車外にプライベート空間を拡張することができる優れもので、車の中にいながらちょっとしたテント気分も味わえる。


なお、後部のラゲッジスペースと助手席側のリアスペースにはマルチボードも設置。下段に荷物置き場を確保しつつ、上段には一晩を明かすには広さ十分のくつろぎ空間が生まれる。

 

助手席を倒すと、成人(身長170cm弱)が足を伸ばして寝転がれるスペースを確保できた。

テントを持っていなくても、1泊や2泊するぶんには車中でぜんぜん問題ない。軽自動車だからけっこう圧迫感あるかもなーと覚悟していたけど、実のところかなり快適だ。

そんなわけで、『N-VAN』の「夜更かし環境」が完璧に整った。

 

超ハイカロリーキャンプめしを食う

さて、なにをしようか。

 

夜は長い。とりあえず、ご飯を食べよう。

 

今夜のキャンプめしは、揚げ物主体の茶色弁当。
夜更かしの背徳感をより爆増させる、カロリーの権化。

なお、キャンプめしとは言ったものの、スーパーの惣菜を詰め合わせただけである。

貴重な時間を「ダラダラ」に全振りするため、料理など手間のかかることはいっさいしないことにした。結局、スーパーの惣菜が一番うまいしな。

 

食後のポテチうまい。あー背徳背徳。

 

ティッシュも取り出しやすい位置にセットされているので、ベタベタの手で車内を汚さず安心。

こちらも純正アクセサリーのルーフコンソール。ティッシュなど、使用頻度の高いアイテムを収納できる。

 

 

広々空間で夜更かしもはかどる

さて、陽もどっぷりと暮れ、本格的に夜になった。

しかし、夜更かしタイムはここからが本番。
ランタンに灯りをともす。

 

ランタンは純正アクセサリーのルーフインナーラックにS字フックでひっかけて使うと便利だ。

 

まずは読書タイム。好きな漫画を1巻からじっくり熟読する。
もう何度も読み返している作品だが、夜のキャンプ場の静寂のなかで読むとまた違った味わいがある。

 

 

なお、ルーフインナーラックには漫画やゲームなど、ちょっとした小物を収納できて便利。

 

 

 

その後もゲームをしたり、ネットニュースを眺めたりしていたら

まんまと眠くなってきた。

 

というわけで、少しだけ仮眠をとる。

大事なのは完徹をすることではなく、無理なく夜の時間を楽しむこと。手段が目的化してはいけない。

1時間の仮眠でコンディションを整えてから、改めて夜更かしを再開しよう。

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・3時間後。

まんまと寝過ごしたが、まだまだ夜は長い。

 

時刻は午前2時。
春とはいえ、この時間はさすがに冷える。

 

ここで切り札、夜食用のラーメンセット。とんこつスープはスープジャーで保温し、麺は家で茹でてきた。なお、麺は茹でたのち、ごま油などを絡ませておくと固まりにくい。

 

静寂のなか麺をすする。冷えた体にとんこつスープが染みる。
具なしの素ラーメンが、こんなにもうまいとは。

 

純正アクセサリーを使って「即席カーシアター」

さて、そろそろ夜更かしキャンプのメインイベントといこう。

 

車内にスクリーンを設置して「カーシアター」をつくり、映画を観たい。カーシアターというと大げさだが、設置は簡単。


純正アクセサリーのルーフインナーサイドパイプに、S字フックでプロジェクターのスクリーンをひっかけるだけ。60インチのスクリーンなら、『N-VAN』の車内にギリギリおさまる。

 

 

あとはプロジェクターをマルチボードの上に置き、映像を投影するだけ。思いのほか、ちゃんとカーシアターだ。

なお、外部電源入力キットを使い、外部接続用ケーブルとオートキャンプ場などの外部電源設備を接続すれば、エンジン停止中でも車内で電化製品を使用できる(AC100V/最大1500W)。

 

 

「テールゲートカーテン」をかぶせた半屋外スペースに椅子を置き、そこから鑑賞する(※車外への音漏れ対策のためヘッドフォン必須)。

急ごしらえの割には、機能的で快適なシアターだ。

スクリーンのサイズと距離もちょうどよく、周囲が暗闇と静寂に包まれているため映画の世界に没頭できる。

 

 

そうこうしているうちに夜が明けてきた。

 

10時間ぶりの外。徹夜明けだというのに、この爽やかさはどうだ。

やっぱり夜更かしするならキャンプ場に限る。

 

 

おわりに

というわけで、ただただキャンプ場で夜更かしをした。

非日常の環境で、あえて「家でもできること」をする。
自然のなかで過ごす特別な夜に、ゆっくりダラダラと時間を使う。

それが逆に、贅沢で豊かな体験に思えた。

また『N-VAN』はもちろん純正アクセサリーも、この車専用だけあってどれも簡単に使用でき、快適な夜更かしを“めちゃ楽”にサポートしてくれた。

なかには「わざわざキャンプ場ですることか?」と感じた人もいるかもしれないが、そう思う人ほどぜひ真似してみてほしい。ものすごく楽しいから。

 

 

今回のイチオシアイテム

最後に今回使用したアイテムを改めておさらいしておく。
どれも使い勝手は良かったが、なかでも……

 

車内に「広々空間」と「収納スペース」を同時に生み出すマルチボードが今回のベストワン。今回は荷物少なめだったが、寝袋やキャンプ道具もそこそこ詰めるので、本格的な車中泊の旅でも活躍してくれそうだ。

 

 

※今回紹介した純正アクセサリー

<車内のプライバシー保護や快適性を向上>
>ウインドウメッシュ
>プライバシーシェード
>テールゲートメッシュ
>テールゲートカーテン
>外部電源入力キット
>マルチボード(ラゲッジ用・リア用)

<収納力を向上>
>ルーフコンソール
>ルーフインナーラック
>ルーフインナーサイドパイプ

詳しくはHondaアクセスのサイトをご覧ください。

 


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編集:
やじろべえ株式会社

撮影:
松倉広治

撮影車:
N-VAN +STYLE FUN・ターボ Honda SENSING/FF