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CG125 / 1975

ブラジルの2輪市場を切り拓く

CG125 / 1975

初代工場長は34歳

ブラジルの2輪生産会社は本田技研が60%、モト・インポルタドーラが40%出資の合弁会社、モト・Honda・ダ・アマゾニア(HDA)としてスタートした。
ここの初代工場長を務めた加藤和平は、当時34歳、日本からの駐在者10余人も、ほとんどが20歳代であった。彼らは現地の建設業者とともに炎天下での作業を行った。大きなフォークリフトやクレーンがない中での設備据え付けは、現地の人の知恵も借りながら乗り切った。採用した従業員の中には、自分の名前を書くのがやっとという人も多かったため、加藤は作業標準表を全部、絵でつくるように指示した。

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空から見たモト・Honda・ダ・アマゾニアの全景(1981年撮影)

当時、ブラジルではフォルクスワーゲンのビートルが生産・販売されていて、4輪車が普及し、サンパウロ市内は高速道路網も発達していた。このような混合交通に十分対応でき、なおかつ、現地の人の好みも考慮した上で、東南アジアなどの発展途上国で発売されて間もないCG125が、HDAの生産機種として選ばれた。
1976年10月、HDAはCG125の量産を開始したのである。

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HDAでの設備据え付けは、アソシエイトたちの知恵も借りながら進められた

若い駐在者たちの懸命な努力と、アソシエイトたちの向上心とがあいまって、アソシエイトとの間のチームワークづくりが進み、3現主義などのHondaの考え方が根付いていった。

「加藤さんたち最初の駐在部隊は、だいぶ苦労されましたが、その後のHDAの発展の確固たる基礎をつくってくれました」(深津)。

マナウスの工場の特長は、内作率が高いことである。
「ブラジルの部品メーカーは4輪主体であり、なおかつ、部品の生産工場はサンパウロに集中しているので、マナウスまでは約4500kmも離れているという地理的な不利がありました。そのため、日本(熊本製作所)では内作していないような部品も、マナウスでは、多くのお取引先の協力を得て、内作を推進しました」
と、ブラジルの研究所の2代目所長を務めた相澤勝弘は言う。

この研究所は現地の材料を使って、メーカーの製造上の要望をダイレクトに反映したCG125の図面づくりを行うことで、現調率の達成を大きく加速させた。また、ブラジル特有のアルコール燃料車の開発を行うなど、大きな役割を果たしてきた。

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ブラジルの人たちの人気の的、CG125Titan

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