special13_top



今年もいよいよ、花粉症シーズンの到来です。
鼻水、鼻づまり、目のかゆみ…etc、顔がクシャクシャになるような辛い症状を抑え、できるだけラクに乗り切るための対策や日々のケア法を、専門医の山西敏朗先生に伺いました。

subtitle

日本人の8人に1人が発症しているといわれる花粉症は、スギやヒノキ、ブタクサなど植物の花粉に対して、アレルギー反応を起こす病気です。

主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみのいわゆる“花粉症4大症状”。ただし、これらの症状は必ず、すべてが揃うわけではなく、鼻水だけ、目のかゆみだけ、または肌荒れや喉のかゆみを伴うなど、体質や生活環境によっても個人差があります。

そのため、花粉症かどうかの判断は、病院での検査が必要。花粉症と思い込んでいても実は、ホコリやダニ、ペットの毛が原因のアレルギー性鼻炎だったり、稀に鼻内に重大な病気が潜んでいる場合もあります。

疑わしい症状があったら、まずは花粉症の治療に最も一般的な耳鼻咽喉科を受診しましょう。
subtitle2



花粉症対策で、まず必要なことが、毎日の花粉飛散量のチェック。花粉が多く飛んでいる日は、できるだけ外出を控え、外出をする場合は帽子、眼鏡、マスクの着用が基本中の基本。さらに、ガードを強化するには、首もとにスカーフを巻き、脚首まで隠れるロングスカートやパンツをはいて。衣服の素材は、花粉がつきやすいウールや毛糸はNG。ナイロンなどのツルツルした素材がおすすめです。

また、花粉はメイクに付きやすいので、できるだけナチュラルに。特に、グロスの重ね塗りには要注意です。ソフトコンタクトレンズにも、たくさんの花粉が付着してしまうので、シーズン中は眼鏡か1日使い捨てタイプのレンズを利用し、花粉の侵入を防ぎましょう。


外出先から帰宅したら、まずは玄関で衣服を充分にはたき、花粉をしっかりと落とすことが大事です。その際、マスクと眼鏡は最後に外しましょう。そして、手洗い・うがいを忘れずに行って。


花粉症に負けない体をつくるには、毎日の食生活が大切です。特に気をつけたいのが、肉料理やジャンクフードの食べ過ぎ。

高カロリー、高タンパク、高栄養な食事に偏ると、免疫機能のバランスが崩れ、体の中に入った花粉を排除しようとする働きが強くなるため、過剰なアレルギー反応を起こしてしまいます。

また、体を冷やす食材も花粉症には大敵。
体が冷えると、自律神経の働きが不安定になり、やはり免疫機能が崩れてしまいます。コーヒーやアルコール、からいものなどの刺激物は、体を冷やす原因になるので、とり過ぎには注意しましょう。

 花粉症の季節は、野菜を中心に、体を温める食材を使ったヘルシーな和食を積極的にとることが症状の緩和につながります。
subtitle3

花粉症の症状を軽減するために効果的なのが足浴。
約40度のお湯を、洗面器やバケツにふくらはぎの高さまでいれ、好みのアロマオイルを2、3滴垂らして15分程つかりましょう。

体がじんわりと温まり、アロマの香りで気分もリラックスできます。特に、鼻づまりが辛い時は、ユーカリやペパーミント・ティートリーのアロマオイルを使うと鼻の通りが良くなり、ラクになります。
体の緊張をほぐすことで、ゆううつな花粉症の症状を軽減できるので、ぜひ試してみて。


アロマの効用や利用法について、詳しい情報はこちら!


車内に花粉を入れないためにも、車に乗る前に衣服をはたき、花粉をしっかり落としましょう。

そして、できるだけこまめに車内を掃除することが大事。また、鼻の通りをよくするユーカリやペパーミント、ティートリーのアロマオイルを、テッシュやハンカチなどに1、2滴垂らし、車内に置いておくと気分もリフレッシュでき、効果的です。
 
花粉症の症状がきつい場合は、車内への花粉の侵入をシャットアウトするエアフィルターを搭載する車種を選ぶのも手。

→Hondaの「高性能エアフィルター」について、詳しい情報はこちら!


一般に“アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン剤=眠くなる”と思われていますが、今は、眠気の少ないタイプや、鼻がつまって夜、眠れない人のために、あえて眠気を誘う薬など、いろいろなタイプの抗ヒスタミン剤があります。
車に乗る機会が多い人や長時間運転する予定がある人は、医師に事情を説明し、眠くならない薬を処方してもらいましょう。



 


過度なストレスは、花粉症の症状にも悪影響を及ぼします。ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れ、花粉に対する体の反応を過敏にするため、アレルギー症状を悪化させてしまうのです。
花粉症の季節はもちろん、普段から栄養バランスのとれた食事や充分な睡眠を心がけ、自分に合ったストレス解消法を見つけ、快適な生活を送ることが健康をキープする秘訣といえます。

 
監修/山西敏朗先生(耳鼻咽喉科 山西クリニック院長)
イラストレーター/スギザキ メグミ
取材・文/野口美奈子

 

特集一覧へ トップへ戻る