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鈴鹿8耐タイトル奪還! ファンミーティング

2018年7月22日(日)

Hondaウエルカムプラザ青山では、鈴鹿8耐を目前に控えた7月22日(日)にファンミーティングを開催しました。今回は、鈴鹿8耐のタイトル奪還を目指し、10年ぶりにワークス復活となった「Red Bull Honda with 日本郵便」をはじめとした、4チームの代表とライダーをお招きしました。

<参加チーム>

Red Bull Honda with 日本郵便
・高橋巧選手 ・中上貴晶選手 ・パトリック・ジェイコブセン選手
・桒田哲宏 HRC レース運営室 室長

F.C.C. TSR Honda France
・フレディ・フォレイ選手 ・ジョシュ・フック選手 ・アラン・テシェ選手
・藤井正和 総監督

KYB MORIWAKI MOTUL RACING
・高橋裕紀選手 ・清成龍一選手
・森脇緑 チームマネージャー

MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
・水野涼選手 ・ランディ・ドゥ・プニエ選手
・本田重樹 総監督


イベントに伴って館内には、鈴鹿8耐で活躍した歴代のマシンと、今回参加したチームのマシンを展示。中でも、F.C.C. TSR Honda Franceのマシンとともに展示された、ル・マン24時間の優勝トロフィーにはたくさんの注目を集めました。

司会は、ライダー、監督として鈴鹿8耐の豊富な経験を持つ宮城光さん、そしてHonda応援団の一員として、バイク女子・モデルの大関さおりさん(https://twitter.com/ozekisaori82)が担当し、チームの皆さまから8耐ならではの貴重なお話を引き出してくださいました。

イベントは、チームの各メンバーが登場し大きな拍手とともにスタート。まずは、4チームの代表から鈴鹿8耐に向けた意気込みを話していただきました。

トークセッションは、2チームごとに分かれて実施。1組目はKYB MORIWAKI MOTUL RACING、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから。鈴鹿8耐に向けて準備してきたこと、鈴鹿8耐にかける想いなどをファンの皆さまの前で語っていただきました。

ここまでチーム作りについて伺うと、KYB MORIWAKI MOTUL RACINGの清成選手は「去年は復帰1年目でなにもデータがない状態で、初のモリワキチーム、初のピレリタイヤで大変なレースだった。今年はその経験があるので順調です」とコメント。高橋裕紀選手からも、今年から3人体制で走ることになり、3人のアベレージを上げる取り組みをしてきたことなど、ここまでのテストの成果について話していただきました。

今年から新たな体制で臨むMuSASHi RT HARC-PRO. Honda。新体制について、本田重樹総監督に伺いました。ベテランのドゥ・プニエ選手、8耐でもおなじみとなってきたMoto2ライダーのドミニク・エガーター選手については、高い能力と豊富な経験があるので、とても信頼しているとのこと。そして、水野選手についても「Hondaの次世代を担う若手ライダーとして期待している。鈴鹿8耐をステップアップの場として、世界に羽ばたいてほしい」と期待の込められたコメント。

トークセッションの2組目は、FIM世界耐久選手権のタイトルに王手をかけているF.C.C. TSR Honda Franceと、10年ぶりに復活したHondaワークスのRed Bull Honda with 日本郵便。ひときわ大きな拍手とともに登場しました。

F.C.C. TSR Honda Franceには、世界タイトルを鈴鹿8耐で獲るという大きな目標について伺うと、まずは藤井総監督から「今までの8耐とはまるで別世界だね」と今年の鈴鹿8耐は雰囲気から今までとは違うと話しました。また、ル・マン24時間をはじめ、ここまで結果を残してきたライダーを信頼して「最後まで彼らと結果をつかむ」と力強くコメントしてくださいました。ライダーも「本当に家族のようなチーム」と、お互いを信頼しているから夢のような結果をつかめてきたと話していました。

Red Bull Honda with 日本郵便のエースライダー高橋巧選手に鈴鹿8耐にかける想いを伺うと、「ワークスチームは勝つために復活しました。鈴鹿8耐の表彰台の頂点からの景色を観るために全日本も含めここまで取り組んできました」とコメント。なにがなんでも勝ちたいと、ワークスチームのライダーとしての使命感を感じる熱い想いを語ってくれました。中上選手もワークスライダーとしては勝つしかないと話し、「個人としても昨年ふがいない結果となってしまっているので、やっと鈴鹿8耐にリベンジできる」と闘志を燃やしていました。ジェイコブセン選手も「ワークスチームのライダーとして走れることができ、たいへん光栄に思っています。とても優れたチームメートと一緒に走れることも含め、夢が実現した思いです。このチャンスを活かし、チームの夢の実現のためにがんばります」と話し、会場からは大きな拍手が上がりました。

トークショーの後は、Q&Aセッションへ。来場いただいたお客さまの質問にチームが回答。「ル・マン式のスタートの練習はしているのか?」や「鈴鹿のコースの中で得意な場所は?」など8耐ならではの質問などが飛び交いました。質問よっては、ライダーから“ノーコメント”の札が上がったり、会場は大盛り上がりでした。

イベントの最後には抽選会も行われ、30名様に「鈴鹿8耐観戦券」、10名様に「鈴鹿8耐観戦券+パドックパス」をプレゼント。さらに、館内で鈴鹿現地を体験できる「8耐プレPIT WALK@ウエルカムプラザ青山」を開催。チームとの交流の場を設け、ファンの皆さまからのパワーをお送りいただきました。


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