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EVENT REPORT
「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ “コカ·コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会」 ファンミーティング

「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ “コカ·コーラ ゼロ”
鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会」
ファンミーティング

2016年7月15日(金) 16:00〜17:00

Hondaウエルカムプラザ青山では、「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ “コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会(以下、鈴鹿8耐)」に参戦するライダーをお招きして、ファンミーティングを開催しました。

イベント当日の館内では「Honda 優勝の軌跡」として歴代の勝利マシンやライダーを紹介。また歴代の優勝マシン4台がファンをお出迎え、皆さまの注目を集めました。

そしてファンミーティングでは、F.C.C.TSR Hondaから渡辺一馬選手とパトリック・ジェイコブセン選手、MuSASHi RT HARC-PRO.からは高橋巧選手とマイケル・ファン・デル・マーク選手、さらに元MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデン選手が登場。

司会は鈴鹿出身のレースアナウンサー、辻野ヒロシさんが担当。選手とともに会場を盛り上げてくれました。

16時を少し過ぎて、いよいよ選手たちが登場するといきなり会場内のテンションはMAXに。大きな歓声の中、豪華なメンバーによるトークが始まりました。内容はチームメートについての第一印象や鈴鹿8耐への意気込み、ファンからの質問への回答など、鈴鹿8耐前に気になる内容が次々と飛び出しました。

2003年以来、13年ぶりに鈴鹿8耐への参戦となったヘイデン選手が登場し、辻野ヒロシ氏が「本当にお帰りなさい!」と呼びかけると、ヘイデン選手の参戦を待ちわびたファンからも大きな拍手が送られました。ヘイデン選手もこれを受けて「鈴鹿8耐に参加するために日本に戻ってくることができて嬉しい」と答えてくれました。

初挑戦のル・マン24時間レースで3位と結果を残した渡辺選手の話題では、鈴鹿8耐とは真逆の気温1℃というレース環境、そして3倍の時間を走る大変さについて語ってくださいました。

「チームのみんなのがんばりで24時間のレースを戦えました。このレースは鈴鹿8耐に生かすためのもので、勝つことが僕の使命です」と力強くコメント。

MuSASHi RT HARC-PRO.の高橋選手、ファン・デル・マーク選手も去年はリタイアという形で終わってしまっているだけにリベンジへの思いは強く、王者復活をファンの前で誓いました。

両チームともチームの雰囲気は良好とのことで、ジェイコブセン選手はともに戦う渡辺選手について「2人とも初めは無口だったけど、今では英語でジョークを言い合うよ。もちろんマシンの話もね」と仲のよさが伺えました。

高橋選手は、目標で憧れでもあるヘイデン選手とチームを組めて、「夢のようです。緊張します」と話していました。そのヘイデン選手からは「8耐ではどんどんリードしてもらって、自分の知らないことを教えてよ」と8耐優勝経験者の高橋選手をリスペクトしてました。

質問コーナーでは、7月30日に誕生日を迎えるヘイデン選手に「お誕生日おめでとうございます!」とファンからお祝いのコメント。すると、ヘイデン選手から「誕生日ソングを歌って」とリクエスト。会場のファン一同でバースデー・ソングが歌われました。

また、8耐についてよく知るファンからはチームメートより身長の高いファン・デル・マーク選手にマシンのセッティングで苦労しないかという、複数のライダーが同じマシンで戦う鈴鹿8耐ならではの質問が。これに対しては「特にセッティングに違和感を感じません。マシンに乗ってしまえば、レースに夢中になってしまうからね」と、マシンに乗ると人が変わったかのようになると言われるファン・デル・マーク選手ならではの回答が飛び出しました。

ファンミーティング後半では、じゃんけん大会を開催。選手のサイン入りTシャツがプレゼントされるとあって、会場は熱気に包まれました。選手も参加して、ジェイコブセンをはじめ、海外出身のライダーの慣れないじゃんけんに、会場は大盛り上がりでした。

最後には選手全員との写真会を行い選手とファンの交流を深め、各ライダーからの鈴鹿8耐に向けた意気込みとともに、イベントは幕を閉じました。

なお、決勝レースが開催される7月31日(日)には、パブリックビューイングの開催を予定しています。8時間のレースをすべて大画面でお楽しみいただけるほか、ゲストによるトークショーや、プレゼント抽選会もございますので、ぜひご来館ください!


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