5. 誘惑に負けないとき
Lesson26
愛犬との関係もさまざま
前回のLesson25の「家族関係から始まるしつけ」というテーマで、愛犬との正しい関係について僕のなりの意見を書いたところ、マックのことをよく相談する青木先生から、「正しい関係を持つというより、楽しい関係を語ったほうがいいと思うよ」とのアドバイスをいただいた。
犬との正常な関係といっても、それは多様で「しつけ」という言葉で一括りにできるほど単純ではない、ということ。
マックのように活動的な、それもオスのワンちゃんを飼っている人ばかりではない。チワワなどの小型犬の場合、どんなに騒いでもいわば無害で、しつけなどしなくてもかわいいペットでありえる。中型・大型の犬でも、とてもおとなしい性格で服従訓練など思いもよらない場合もあるだろう。散歩中引っ張られても、飼えば犬はかわいいもの、多少恥ずかしくてもそのかわいさに免じて錘となっている方もいる、というのも事実。結局、現実は多様なんだと知らされた。
さらに犬との「楽しい関係」について語ることはどれだけ楽しいことか、ということも教えてもらった。
「犬がいかに我々のことを理解しているのか。それは人間にもっとも近い猿以上だ」、「犬が家族の一員という考え方はここ10年のことで、そのあり方についてはこれからの課題」、「人間より短い寿命からくる飼い主の焦り、その一面として犬をいとおしむ気持ち」……愛犬を隣にそんなテーマを語り合ことはほんと楽しいことだ。青木先生は「犬をよく知る人とこうした話をするけど、人のリーダーシップなんて話は出てこないもの」とも。無償の愛をくれる愛犬に「僕はボス」といばることはできないし、さらにハンターの方からは「犬は共同の働き手。鳥をくわえて来るのも私のため。ほめるというよりむしろ自然に感謝するという感覚」という話もでる。
さらに「自然の中での犬の姿! 方向感覚、用心深さ、勇気、思慮深さ、人との一体感、そこの無類の喜びがある」という話を聞くにつけ、ああ、僕がこの連載で伝えるべきことはこれだ、と確信した。
愛犬との楽しい関係、これをテーマにマックと一緒にこれからもクルマでアウトドアに出掛けよう! |
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| 紅葉の山を生き生きと歩くマック。その姿を見ることは「無類の喜び」という意見に賛成! |
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| 先に行くかと思うと立ち止まってこちらを見るマック。自然の中では彼の方が一枚も二枚も上手 |
こちらも足がすくむような滝を覗き込むマック。想像以上の用心深さを見せる
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三家本(みかもと)さんと愛車バモスの後ろでリラックスするのは愛犬セイラちゃん。千葉の大原漁港に釣りにいって帰宅、ご主人が洗車してるところでパチリとか。。これからもセイラちゃんと楽しくお出掛けしてください。
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【関連記事】
Action37「紅葉で遊ぶ」
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1.学習が始まるとき
Lesson1 触られることに慣らす
Lesson2 クルマに慣らす
Lesson3 リードとカラーに慣らす
Lesson4 トイレトレーニング
Lesson5 外にあるものに慣らす
2.人と犬の楽しいとき
Lesson6 呼び戻し1
3.人についてくるとき
Lesson7 散歩の目的を持とう
4.人と犬が離れるとき
Lesson8 クルマの移動を快適に
Lesson9 クレートの使い勝手を検証
5.誘惑に負けないとき
Lesson10 クレートの中で落ち着かせよう
Lesson11 人込みで待つ工夫
Lesson12 適切な距離を意識しよう
Lesson13 犬と私の適切な距離
Lesson14 問題行動って何だろう?
番外編 バウリンガルで遊ぶ
Lesson15 一方通行から双方向へ
Lesson16 ドッグランを考える
Lesson17 犬とマナー
Lesson18 犬とユーザビリティ?
Lesson19 愛犬との引越し
Lesson20 成犬としつけの関係
Lesson21 小型犬こそしつけを
Lesson22 しつけは離島で
Lesson23 愛犬と楽しむ音楽
Lesson24 パブロフの犬ではない
Lesson25 家族関係から始まるしつけ
Lesson26 愛犬との関係もさまざま
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