OWNER'S  REPORT

大北のこうちゃん さん

(60代/男性/長野県)
2010年10月19日 投稿
PCからの投稿
車種名:フィット
タイプ/グレード:W
購入年度:2003
[総合評価]
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フィットフィット
テーマ1 外観
飽きのこないシンプルで合理的なスタイル。特にスラリとした曲線を生かしたノーズのヘッドライトはスポーツカーのようで好きなデザインです。これもひとえに小型ながら高性能なエンジンのたまものであると思います。
また、後方から見たスタイルもおしゃれで飽きが来ない。
テーマ2 内装/居住性
黒を基調としたコックピットは、タコメーターの装備とあいまってスポーツマインドのあるものである。コンパクトカーとしての値段を考えると十分な豪華さがあり飽きがこない。
たまに後席に人を乗せる機会があるが、みなさんその外観から想像した広さの違いに驚いている。
さて、定年後の私は実家の長野で果樹栽培をしながらHondaのバイクをいじくって楽しんでいる。昨年、友達に頼まれてリンゴを埼玉に運んだが、なんとコンテナが12箱入り友達ともども信じられない思いをした。また、Hondaの50ccのバイク(Dio)をフロントタイヤを外しただけで立てたまま積載した。床のフックにタイダウンベルト2本掛けですっきり固定でき、これも驚きものであった。
テーマ3 走行性能
フィットの運転をしていると、昔読んだゼロ戦の本のことがダブる。
洋上を8時間も飛行しえたこと。当時の最高速度記録をもっていたこと。20ミリ機関砲を装備し戦闘機としての格闘戦能力は世界一であったこと。そして、唯一の欠点と言われたのは軽量であるが故の急降下速度が遅いことである。
世界一の戦闘機と言われたゼロ戦の素晴らしいところも弱点もそのままフィットにつうじるものがある。
惜しむらくはゼロ戦と同じく軽量ゆえに乗り心地が高級車に比し当然劣る。しかしながら5人乗りした時やコメを160キロ積んだときは格段の乗り心地になる。軽量でもコンピューター制御でバネレートやダンパーのアクションをコントロールすれば解決できそうな気がするがいかがでしょうか。その時にフィットは、スーパーフィットの呼び名になると私はいつも思ってハンドルを握っている。
ご購入される前にこのクルマにどんなイメージをお持ちでしたか?デザイン、性能等で期待されていたことを含め、お聞かせください。
経済的な車であることは知っていたが、ある日後輩がシルバーのフィットを私のワインレッド(妻の希望色)のビガーの横に停めていた。気になっていたので話をしたところ、奥様もピンクのフィットが愛車であることを聞き、ますますフィットに興味をもった。
中をみると外観からは想像できない広さがあり、さらに興味深かったのは床にフックポイントが付いていたことであった。
ちなみに私はバイクが趣味で若いころはHondaのバイアルスから始まりTLR200でトライアルをしていたが、その頃の車はシルバーのストリートだった。ストリートの床にフックポイントを取り付けていたことを思い出し、ただメッキを施されたきれいな部品をみて増々興味を持ってしまったものであった。
ビガーも12万キロを超え廃車にし、記念に革張りの助手席のシートを自作の台に取り付け自宅の居間で今も大事に使っている。
さて次の車は当然迷うことなくシルバーのフィットでした。