- テーマ1 外観
- まず外観ですが、非常に美しい車だと思います。
毎日乗る為、車の前に立つ度にその美しさに惚れ惚れし、オーナーである幸せを噛み締める日々です。
その特徴的な涙目のヘッドライトとそこから伸びる筋肉質で飾り気のないシンプルかつグラマラスなボディライン、そしてタイプRである事を無言で語る大型のリアウィング、それら調和の取れたデザインが優れた造形美となっていると思います。
- テーマ2 走行性能
- そしてスポーツカー故に避けては通れない走行性能についてですが、素晴らしいの一言です。
低回転から分厚いトルクを発生し、フラットな特性で回さずにいる分には尖った部分はほとんど感じさせない紳士的なエンジンのようですが、4000回転を超えた辺りからパワーが盛り上がり、5000も回せばもう他社の同クラスのスポーツと遜色無いパワー感が感じられると思います。
その上で6000回転でハイカムに切り替わるとさらなるパワーを発生しレッドゾーンの始まる8400回転まで一気に吹け上がる名機と呼ぶに相応しいエンジン、
僕はあまり腕はないので踏むのが恐い程です（苦笑）
次にコーナリングの鋭さと安定性の高次元の両立です。
以前のDC2がカミソリを思わせる尖った特性で曲がらないFFという常識を覆す程の性能の半面で、ヒラヒラとした路面を離しそうな危うさも感じさせる特性だったのに対し、このDC5はドライ路面であればどんなに飛ばしても路面を掴んで離さないとすら錯覚させてくれる程に優れたスタビリティを持っています。
それでいてステアリングを切った分だけ迅速に応えてくれる優れた特性も維持していると思います。
ただ、ウェット路面ではコーナリング中に白線等の路面の変化をナーバスに挙動に出す危うさも感じ、やっぱりそこはタイプRだよなぁ…とも思ったりします（笑）。
- テーマ3 燃費/経済性
- スポーツなのにこのテーマもどうかと思いますが、燃費と経済性について（笑）
ちょっと性能に対して燃費が良過ぎるのではと思える程燃費が良いです。
街乗りメインでも大人しく走ればリッター当り12km/l前後は走ります。多分高速なら 14km/lくらいは行くんじゃないでしょうか。
勿論、タコメーターをハイカムに入る6000回転以上に放り込むような運転をすれば8km/l以下にまで落ちますが（笑）
さらにタイプRゆえの軽い車重が税金面で生きます。
2リッタークラスのクーペとして安全基準を満たした上で、1.2tを切る車重は目的である運動性能の向上だけではなく、オーナーカーとして維持する上で非常に優しいと言えるのではないでしょうか。
- ご購入される前にこのクルマにどんなイメージをお持ちでしたか？デザイン、性能等で期待されていたことを含め、お聞かせください。
- 僕はこの車（DC5前期）が発売される前から雑誌等を読み漁り、7年の歳月を過ごしてしまったので、前モデルであるDC2と比べて強靭なボディと扱いやすくもパワフルなエンジンを持った美しいクーペであるというかなりリアリティのあるイメージを持ってました。
